特許

J-GLOBAL ID：200903041992268941

クロム合金鋼丸ビレット鋳片の製造方法

発明者： 土田 裕 ,  西岡 信一 ,  野村 光一 ,  前田 浩史 ,  中込 理欧 ,  勝村 龍郎
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 潮谷 奈津夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-121406
公開番号（公開出願番号）：特開平9-300053
出願日： 1996年05月16日
公開日（公表日）： 1997年11月25日
要約：

【要約】【課題】 Cr>0.5 wt.%の難加工性合金鋼において、センターポロシティ、軸心部成分偏析および熱割れが改善された丸ビレット連鋳鋳片を従来の連鋳設備で製造する。【解決手段】 連続鋳造工程において、丸ビレット鋳片3の凝固末期の部分に圧下ロール4aで軽圧下を加える。望ましくは更に、鋳型1内における溶鋼2の電磁撹拌処理を付加し、鋳片の軸心固相率fs が0.1≦fs <1を満たす時期に、2段以上の圧下ロールでC方向断面積減少率が0.1〜3%の範囲内の圧下を加える。一層望ましくは、上記方法において軸線が互いに平行で対向する2個のV型カリバーロールからなる圧下ロールを2基以上配置し、鋳片に対する各圧下ロールによる圧下方向が互いに異なる方向になるよう軽圧下する。【効果】 簡便な連鋳プロセスで内質健全なCr合金鋼丸鋳片を提供できる。

請求項（抜粋）：

Cr含有量が0.5wt.%を超えるCr合金鋼を直径340mm以下の丸形状鋳型により連続鋳造し、得られた丸ビレット鋳片の凝固末期の部分に圧下ロールで軽圧下を加えることを特徴とする、クロム合金鋼丸ビレット鋳片の製造方法。

IPC (4件)：

B22D 11/128 350 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/20

FI (5件)：

B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/00 A ,  B22D 11/00 G ,  B22D 11/10 350 D ,  B22D 11/20 C

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 連続鋳造された丸ビレット鋳片のセンターポロシティ低減方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-255832   出願人：住友金属工業株式会社
• 特開平3-198964