特許
J-GLOBAL ID:200903042018873664

作動油タンク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-229653
公開番号(公開出願番号):特開平9-053530
出願日: 1995年08月15日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 分流制御弁の取付けスペースを容易に確保でき、分流制御弁の組付け構造を簡単にできると共に、装置の信頼性を大幅に向上できるようにする。【解決手段】 弁ケーシング26の筒状突出部45および小径筒部をタンク本体21の取付フランジ23内に挿入し、取付フランジ23に弁ケーシング26のフランジ部31を一体的に固着することにより、弁ケーシング26を含む分流制御弁25全体を収容空間53内に収容した状態でタンク本体21のリターン口21B1 側に直接的に設ける。そして、弁ケーシング26内にリリーフ弁を設け、リリーフ弁の上流側には戻し配管24が接続される上流ポートと、還流配管10が接続される分流ポートを開口させ、リリーフ弁の下流側には下流ポートと、還流配管11が接続される還流ポートを開口させ、さらに筒状突起部45にはフィルタ46を着脱可能に取付ける。
請求項(抜粋):
作動油を収容するタンク本体と、該タンク本体内に戻り油となった作動油をリターンさせる戻し配管と、該戻し配管により前記タンク本体内に向けてリターンされる戻り油をオイルクーラ側に分流させる分流制御弁とからなる作動油タンク装置において、前記分流制御弁は、一端側が前記タンク本体に直接的に取付けられ他端側が前記戻し配管に接続される筒状の弁ケーシングと、該弁ケーシングの長さ方向中間部に設けられた弁座部と、該弁座部の上流側と下流側とに離間して前記弁ケーシングに設けられ前記オイルクーラに還流配管を介して接続される分流ポートおよび還流ポートと、前記弁座部に離,着座するように前記弁ケーシング内に設けられ弁ばねにより開弁圧が設定された弁体とを備え、該弁体は開弁時に前記戻し配管からの戻り油をタンク本体側に向けて直接的に流通させ、閉弁時には前記分流ポートを介してオイルクーラ側に戻り油を分流させつつ、該オイルクーラで冷却された戻り油が前記還流ポートを介してタンク本体側に還流されるのを許す構成としたことを特徴とする作動油タンク装置。
IPC (3件):
F02M 37/00 ,  E02F 9/00 ,  E02F 9/22
FI (3件):
F02M 37/00 P ,  E02F 9/00 A ,  E02F 9/22 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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