特許
J-GLOBAL ID:200903042053908713
多糖を利用する遺伝子キャリヤーとその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
筒井 知
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2002002228
公開番号(公開出願番号):WO2002-072152
出願日: 2002年03月11日
公開日(公表日): 2002年09月19日
要約:
β-1,3-グルカンを利用する遺伝子キャリヤーとその製造方法が開示されている。β-1,3-グルカンは繰り返し単位中に少なくとも1個の1,6-グルコピラノシド分枝を有し、過ヨウ素酸酸化と還元的アミノ化などにより化学修飾されて該分枝の少なくとも一部に核酸結合性官能基(例えば、カチオン性官能基)を付与される。β-1,3-グルカンは極性有機溶媒に溶解することにより3重螺旋から1本鎖にされ、更に、化学修飾後の1本鎖のβ-1,3-グルカンを含有する溶媒を極性有機溶媒から水に交換することにより、二本鎖のβ-1,3-グルカンに該酸が結合した複合体(遺伝子キャリヤー)が形成される。
請求項(抜粋):
繰り返し単位中に少なくとも1個の1,6-グルコピラノシド分枝を有するβ-1,3-グルカンであって、二本鎖のβ-1,3-グルカンに核酸が結合した複合体から成る遺伝子キャリヤーを製造する方法において、(i)β-1,3-グルカンを化学修飾することにより前記1,6-グルコピラノシド分枝の少なくとも一部に核酸結合性官能基を付与する工程、(ii)3重螺旋のβ-1,3-グルカンを極性有機溶媒に溶解することにより1本鎖にする工程、および(iii)核酸の存在下に、化学修飾後の1本鎖のβ-1,3-グルカンを含有する溶液の溶媒を極性有機溶媒から水に交換することにより、二本鎖のβ-1,3-グルカンに核酸が結合した複合体を形成する工程、を含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
A61K31/7088
, A61K47/48
, A61K48/00
, C12N15/09
FI (5件):
A61K31/7088
, A61K47/48
, A61K48/00
, C12N15/00 A
, A61K37/14
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