特許
J-GLOBAL ID:200903042070626004
スクラップ溶解能に優れた溶銑脱燐方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三浦 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-012404
公開番号(公開出願番号):特開平9-202912
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】本発明は転炉での溶銑脱燐処理に関するもので、スクラップの溶解能力が高い溶銑の脱燐方法を提供することを目的とする。【構成】上吹きランスから酸素を供給し、かつ鋼浴をガス撹拌せしめる精錬装置を用いた溶銑脱燐精錬において、上吹きランス中心から垂直下方へ粒径が3mm以下の炭材を窒素ガスとともに吹き付けるとともに、垂直下方から14〜20度の角度で炉壁方向に向かって酸素を供給し、炭材量W(ton/Hr)を酸素量F(Nm3/Hr)に対してW/Fとして0.2〜0.6とする。また、窒素ガスにより溶鉄表面に形成される凹み深さLNと溶鉄の浴深Hの比をLN/Hで0.65〜0.85とし、酸素ガスにより溶鉄表面に形成される凹み深さLOと溶鉄の浴深Hの比をLO/Hで0.15〜0.55とする。
請求項(抜粋):
上吹きランスから酸素を供給し、かつ鋼浴をガス撹拌せしめる精錬装置を用い、撹拌エネルギー密度E(kW/ton)を1〜3とし、脱燐精錬吹き止め時の溶銑温度を1250〜1450°C、溶銑中の炭素濃度を2.5〜3.5%とした条件での脱燐方法において、上吹きランス中心から垂直下方の鋼浴面上に粒径が3mm以下の炭材を窒素ガスとともに吹き付けるとともに、垂直下方から炉壁方向に向かって14〜20度の角度で鋼浴面上の別の位置に酸素を供給し、炭材量W(ton/Hr)を酸素量F(Nm3/Hr)に対してW/Fとして0.2〜0.6とすることを特徴とするスクラップ溶解能に優れた溶銑脱燐方法。
IPC (3件):
C21C 5/32
, C21C 1/02 110
, C21C 7/064
FI (3件):
C21C 5/32
, C21C 1/02 110
, C21C 7/064 A
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