特許
J-GLOBAL ID:200903042120026194

鉄筋コンクリート構造物に対する電気防食用電極設置方法及び該方法に使用する長溝開口部閉鎖具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 雅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-290489
公開番号(公開出願番号):特開2009-114518
出願日: 2007年11月08日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】陽極材を挿入した長溝内へのコンクリート系固化材からなる充填材の充填作業が、少ない工数で、より簡単に行うことができ、陽極材表面に発生する酸素ガスが効果的に大気に放出されることとなる鉄筋コンクリート構造物に対する電気防食用電極設置方法を提供する。【解決手段】鉄筋コンクリート構造物の表面に陽極材埋設用の長溝11の開口部幅より広い幅の細長い平板状をしたフランジの裏面中央に、長溝11の開口部に圧入することによって抜け止めされる圧入用突条を一体に有する長溝開口部閉鎖具を使用し、圧入用突条を、陽極材12を挿入した長溝11の開口部に圧入させるとともにフランジの裏面を粘着材層又は接着剤層を介して鉄筋コンリート構造物10の表面に被着させることにより長溝開口部を閉鎖し、しかる後前記長溝11内に充填材17を注入する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート構造物の表面に長溝を形成し、該長溝内に陽極材を挿入し、該長溝内にセメント系固化材からなる充填材を注入することにより前記陽極材を埋設する鉄筋コンクリート構造物に対する電気防食用電極設置方法において、 前記長溝の開口部幅より広い幅の細長い平板状をしたフランジの裏面中央に、前記長溝の開口部に圧入することによって抜け止めされる圧入用突条を一体に有する長溝開口部閉鎖具を使用し、 該長溝開口部閉鎖具の前記圧入用突条を、前記長溝内に陽極材を挿入した後該長溝の開口部に圧入させるとともに前記フランジの裏面を粘着材層又は接着剤層を介して鉄筋コンリート構造物表面に密着させることにより該長溝開口部を閉鎖し、 しかる後前記長溝内に充填材を注入し、該充填材の固化後に前記長溝開口部閉鎖具を除去することを特徴としてなる鉄筋コンクリート構造物に対する電気防食用電極設置方法。
IPC (2件):
C23F 13/00 ,  E02D 31/06
FI (2件):
C23F13/00 F ,  E02D31/06 Z
Fターム (6件):
4K060AA03 ,  4K060BA03 ,  4K060BA43 ,  4K060EA08 ,  4K060EB01 ,  4K060FA10
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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