特許
J-GLOBAL ID:200903042127768781

横方向衝撃ガスバッグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-518202
公開番号(公開出願番号):特表平9-501888
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】提案している自動車の乗員拘束装置のための側部衝突エアバッグは、入口孔(11)を有した壁部(12)と、エアバッグの内部において該エアバッグ(10)の内部チェンバーを2つの隣接したチェンバー(30、35)に分割する隔壁(15)とを具備しており、該隣接チェンバーは該隔壁(15)における連通開口(38)を介して連通することができる。この提案しているエアバッグは衝突事故の時には、より急速に所定位置を確保し、自動車の乗員のための第1線保護をより急速に提供する。その目的のために、このエアバッグは、前記2つのチェンバー(30、35)がバッグの好ましい展開方向に沿って細長くなっており、入口孔(11)が第1チェンバー(30)の(縦方向)第1端部に位置し、前記連通開口(38)が第1チェンバー(30)の(縦方向)第2端部に位置し、該連通開口(38)は、壁部(12)が折りたたまれている時には該壁部のカバー部分によって閉じられていて、該壁部(12)が展開されて、第1チェンバー(30)の第2端部(縦方向)の近くにまで到達すると、開放されるという設計になっている。
請求項(抜粋):
自動車の乗員拘束装置のための横方向衝撃ガスバッグにおいて、ガスバッグ(10)を膨張させるための入口孔(11)を設けた壁部(12)と、さらに、ガスバッグ(10)の内部を2つの隣接したチェンバー(30)35)に分割する該ガスバッグ内部の隔壁(15)であって、該チェンバーが該隔壁(15)に形成された連通開口(38)を介して互いに連通し、該ガスバッグ(10)の壁部(12)が、収納状態では省スペース的に折りたたまれ、かつ該ガスバッグ(10)が膨張する間は、それが前記入口孔(11)から延在するような全体として好ましい展開方向へ展開するようになっている、その隔壁とを具備し、前記2つのチェンバー(30、35)が細長くなっていて、それらの長さ方向となる縦方向が前記好ましい展開方向と一致し、前記チェンバーのうちの第1チェンバー(30)の縦方向の第1端部には前記入口孔(11)が設けられ、その縦方向の第2端部には前記連通開口(38)が設けられ、また、該連通開口(38)は、壁部(12)が折りたたまれた状態にある時には、重なり合った壁部の部分によって閉じられており、壁部(12)が展開している間は、第1チェンバー(30)の縦方向の第2端部に隣接した位置に到達した時にしか開放されないことを特徴とする横方向衝撃ガスバッグ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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