特許
J-GLOBAL ID:200903042132812411

指令信号の補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-096668
公開番号(公開出願番号):特開2002-295662
出願日: 2001年03月29日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 圧力制御弁の個体差を、コントローラ側で補正することによって、建設機械の出荷検査時の工数やサービスマンの負担を大幅に軽減するとともに、熟練度に影響されることなく完全に個体差をなくす。【解決手段】コントローラ120のIP特性データ記憶部122には、基準となるIP特性Lが記憶されている。基準のIP特性は、指令電流I0のときに、油圧スイッチ112のセット圧Pf(フィリングセット圧Pf)になる。コントローラ120の指令電流供給部123は、指令電流Iを比例ソレノイド減圧弁111に与える。時刻t2から時刻t3までの期間中の時刻tfで、油圧クラッチ140への供給圧Pが油圧スイッチ112のセット圧Pfに達すると、油圧スイッチ112がオンとなり、このオン信号がコントローラ120に入力される。コントローラ120は、このセット圧Pfになった時点における指令電流の電流値Ifを計測して、基準のIP特性Lを補正する補正量を、△I=If-I0として求める。そして、この補正量△Iに基づいて基準IP特性Lを特性L′に補正する。
請求項(抜粋):
指令信号が与えられ当該指令信号に応じた圧力の圧油を油圧機器に供給する圧力制御弁と、前記油圧機器に供給される圧油の圧力が所定の圧力に達したことを検出する圧力検出手段とを備え、指令信号と供給圧との関係を示す特性を予め設定し、前記圧力検出手段によって前記油圧機器に供給される圧油の圧力が前記所定の圧力に達したことが検出された場合に、前記特性に従い所望の供給圧が前記油圧機器に供給されるように指令信号を前記圧力制御弁に与えるようにした油圧制御装置に適用され、前記特性を補正するようにした、指令信号の補正装置において、前記圧力制御弁に対して指令信号を与えることによって、前記圧力検出手段で前記所定の圧力が検出されるときの所定の指令信号を計測し、この計測結果に基づいて、前記所定の指令信号を前記圧力制御弁に与えたときに前記圧力検出手段で前記所定の圧力が検出される特性となるように、前記特性を補正することを特徴とする指令信号の補正装置。
IPC (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:68
Fターム (17件):
3J552MA04 ,  3J552MA12 ,  3J552MA25 ,  3J552MA26 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA02 ,  3J552PA53 ,  3J552PA60 ,  3J552PA64 ,  3J552QA15C ,  3J552QC09 ,  3J552RA02 ,  3J552SA08 ,  3J552SA09 ,  3J552TA01 ,  3J552VA59Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 油圧信号発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-217269   出願人:トヨタ自動車株式会社

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