特許
J-GLOBAL ID:200903042133814230

微生物による油汚染土の分解除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279918
公開番号(公開出願番号):特開平11-099381
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】油汚染土内の油分、特に多環芳香族炭化水素も含めて分解除去する。【解決手段】本発明の微生物による油汚染土の分解除去方法においては、油汚染土内に存在する微生物の分解活性が高まるように該油汚染土を所定の期間管理する(ステップ101)。一方、おがくず状等の木材を担体とし、該担体に担子菌の一種である白色腐朽菌を栄養培地とともに添加して該白色腐朽菌を別途増殖させる(ステップ102)。次に、油汚染土内の土着菌が十分に衰退した時期を見計らって、上述したような白色腐朽菌の増殖過程で生じたリグニン分解酵素を白色腐朽菌及びその担体とともに該油汚染土内に添加する(ステップ103)。次に、油汚染土の炭素量(T-C)と窒素量(T-N)とをそれらの比(C/N比)で100以上となるように調整する(ステップ104)。
請求項(抜粋):
油汚染土内に存在する微生物の分解活性が高まるように該油汚染土を所定の期間管理し、前記油汚染土内の易分解性炭化水素が分解消費されて前記微生物が衰退した後、白色腐朽菌の増殖過程で生じたリグニン分解酵素を前記油汚染土内に添加することを特徴とする微生物による油汚染土の分解除去方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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