特許
J-GLOBAL ID:200903042158851121

ディジタルトラッキング誤差信号検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-269285
公開番号(公開出願番号):特開2001-093209
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 従来のトラッキング誤差信号検出装置においては、使用するサンプリングクロックを生成するためには、再生時において互いに異なる2種のPLLを用いて生成する同じ周波数の2つのクロック信号が存在し、装置の消費電力を増大させる等の課題があった。【解決手段】 第1および第2のパイロット信号から位相を生成する位相生成回路4と、第1と第2のパイロット周波数の整数比とならない固定システムクロックを出力する固定システムCLK生成回路9と、前記位相と前記固定システムクロックからパイロット信号を算出、乗算、検波するパイロット信号データ作成手段50および51並びに乗算検波回路6および7を備えたディジタルトラッキング誤差信号検出装置。
請求項(抜粋):
VTRの再生信号に含まれる、第1のパイロット周波数を有する第1パイロット信号と、第2のパイロット周波数を有する第2のパイロット信号とのレベル差により、前記VTRの記録再生時に用いられるトラッキング信号を生成するディジタルトラッキング誤差検出装置において、前記第1および第2のパイロット周波数の整数比とならない所定の固定システム周波数で、映像処理基準となる固定システムクロックを出力する固定システムCLK生成回路と、前記再生信号を前記固定システムクロック間隔でディジタル再生信号に変換するA/D変換器と、前記ディジタル再生信号から、前記第1と第2のパイロット周波数成分を抽出する固定システムクロック動作のバンドパスフィルタ(BPF)と、所定の位相進み量Nf1を前記固定システムクロック毎に加算し、所定の値Mでオーバーフローさせて位相Nf1tを生成する第1の位相生成回路と、所定の位相進み量Nf2を前記固定システムクロック毎に加算し、所定の値Mでオーバーフローさせて位相Nf2tを生成する第2の位相生成回路と、位相0からπ/2までのサイン波形データのテーブルを有し、前記位相Nf1tを用いて、前記テーブルのデータから前記第1のパイロット周波数のサイン波形信号およびコサイン波形信号を作成する、固定システムクロック動作の第1のパイロット信号SIN/COSデータ作成手段と、前記テーブルを有し、前記位相Nf2tを用いて、前記テーブルのデータから前記第2のパイロット周波数のサイン波形信号およびコサイン波形信号を作成する、固定システムクロック動作の第2のパイロット信号SIN/COSデータ変換手段と、前記BPFから供給された帯域制限したディジタル再生信号と前記第1のパイロット周波数のサイン波形信号とを前記固定システムクロック毎に乗算する第1の乗算器と、前記BPFから供給された帯域制限したディジタル再生信号と前記第1のパイロット周波数のコサイン波形信号とを前記固定システムクロック毎に乗算する第2の乗算器と、前記第1の乗算器から得られる乗算結果と前記第2の乗算器から得られる乗算結果とを乗算検波し、前記第1のパイロット周波数の振幅値を出力する固定システムクロック動作のパイロット信号f1乗算検波回路と、前記BPFから供給された帯域制限したディジタル再生信号と前記第2のパイロット周波数のサイン波形信号を前記固定システムクロック毎に乗算する第3の乗算器と、前記BPFから供給された帯域制限したディジタル再生信号と前記第2のパイロット周波数のコサイン波形信号を前記固定システムクロック毎に乗算する第4の乗算器と、前記第3の乗算器から得られる乗算結果と前記第4の乗算器から得られる乗算結果とを乗算検波し、前記第2のパイロット周波数の振幅値を出力する固定システムクロック動作のパイロット信号f2乗算検波回路と、前記第1のパイロット周波数の振幅値と前記第2のパイロット周波数の振幅値との差分をとり、トラッキング誤差信号を出力する固定システムクロック動作の差分回路とを備えたことを特徴とするディジタルトラッキング誤差信号検出装置。
Fターム (8件):
5D097AA02 ,  5D097BB03 ,  5D097EE02 ,  5D097FF01 ,  5D097GG03 ,  5D097HH06 ,  5D097LL08 ,  5D097LL12
引用特許:
出願人引用 (6件)
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