特許
J-GLOBAL ID:200903042196608842

トロリ線の摩耗連続測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-207779
公開番号(公開出願番号):特開2002-022431
出願日: 2000年07月10日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 天候に左右されず、正確かつ迅速にトロリ線の摩耗を測定できる比較的安価な測定装置を提供する。【解決手段】 摩耗測定装置1は、トロリ線Tに沿って移動しつつそれの摩耗を超音波で測定する。トレイ3内にある測定ヘッド4は、ノズル4aと探触子14とを有する。トロリ線Tの下面へノズル4aから水柱を噴射しつつ、水柱内で探触子14から超音波を発信し、反射波を受信してトロリ線Tの摩耗を測定する。測定ヘッド4とトロリ線Tとの距離をローラ5で一定に保つ。トレイ3は、ベース2、スライドベース6、スイングベース7、旋回ベース8を介して押し上げ部材1上に支持される。トロリ線Tが水平方向に偏位すると、スライドベース6が左右に移動し、トロリ線Tが軸線方向上下に傾斜すると、スイングベース7が俯仰し、さらにトロリ線Tが水平方向にカーブすると、旋回ベース8が水平回転する。この動作で、測定ヘッド4を常時トロリ線Tの下面に垂直に配置する。
請求項(抜粋):
電車線路上を走行可能な作業車両の押し上げ部材上に配置され、トロリ線に沿って移動しつつ、トロリ線の摩耗を連続的に測定する装置であって、 前記押し上げ部材上に固定されるベースと、このベース上に支持され上向きに開放したトレイと、このトレイ内に設けられた水柱ノズル一体型の超音波測定ヘッドと、この測定ヘッドと前記トロリ線の下面との距離を一定に保つべく常時トロリ線に相対移動自在に接触可能に前記トレイ上に支持された位置決め部材とを具備し、前記トレイは、前記トロリ線の水平方向の変位に追従すべくほぼトロリ線の軸線直交方向に水平移動自在、またトロリ線の軸線方向の上下の傾斜に追従すべく前記測定ヘッド部を中心に俯仰自在、さらにトロリ線の水平方向の蛇行に追従すべく測定ヘッド部を中心に水平回転自在に、前記ベース上に支持され、前記測定ヘッドは、前記トレイ内において、下方から前記トロリ線の下面に到達する水柱を噴射する水柱ノズルと、水柱内で超音波をトロリ線へ向けて発信し、反射波を受信してトロリ線の摩耗を測定するパルス・エコー式探触子とを具備することを特徴とするトロリ線の摩耗連続測定装置。
IPC (3件):
G01B 17/02 ,  B60M 1/28 ,  G01N 29/10 504
FI (3件):
G01B 17/02 Z ,  B60M 1/28 R ,  G01N 29/10 504
Fターム (16件):
2F068AA44 ,  2F068BB04 ,  2F068CC08 ,  2F068FF03 ,  2F068FF12 ,  2F068FF14 ,  2F068FF17 ,  2F068KK04 ,  2F068KK12 ,  2F068NN02 ,  2G047AB03 ,  2G047BA03 ,  2G047BB05 ,  2G047BC11 ,  2G047GF06 ,  2G047GJ02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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