特許
J-GLOBAL ID:200903042203618816

オーディオ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-119787
公開番号(公開出願番号):特開2001-057699
出願日: 2000年04月20日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】 再生音場内におけるセンター音像の偏りや左右非対称な音場の広がり等を補正する。【解決手段】 車室15等における位置関係を模した状態で、無響室内にダミーの聴取者と左右のスピーカ13,14を配置し、スピーカ13,14の夫々から独立にパルス音を放出したときに得られるインパルス応答列aLL,aLR,aRL,aRRに基づいて、車室15等でのスピーカ13,14から聴取者16の左右の耳16L,16Rまでの空間の伝達関数ALL,ALR,ARL,ARRを求め、これらの伝達関数を要素とする2行2列の行列の逆行列によって得られる伝達関数H11〜H22から成る補正回路10bを備える。この補正回路10bに頭部伝達関数が重畳されたオーディオ信号SL,SRを供給し、その出力L,Rを左右のスピーカ13,14に供給する。
請求項(抜粋):
所定の伝達関数を有する補正回路を備え、頭部伝達関数が重畳された左チャンネルと右チャンネルの入力オーディオ信号を前記補正回路を通じて、再生音場空間内における聴取者の聴取位置の前方に配置される左チャンネルと右チャンネルのスピーカに供給するオーディオ装置であって、前記補正回路は、無響室内に前記再生音場空間における位置関係を模して前記左チャンネルのスピーカを配置したときの当該スピーカと聴取者の左耳までの空間の音場特性で特徴付けられる第1の伝達関数と、無響室内に前記再生音場空間における位置関係を模して前記左チャンネルのスピーカを配置したときの当該スピーカと聴取者の右耳までの空間の音場特性で特徴付けられる第2の伝達関数と、無響室内に前記再生音場空間における位置関係を模して前記右チャンネルのスピーカを配置したときの当該スピーカと聴取者の左耳までの空間の音場特性で特徴付けられる第3の伝達関数と、無響室内に前記再生音場空間における位置関係を模して前記右チャンネルのスピーカを配置したときの当該スピーカと聴取者の右耳までの空間の音場特性で特徴付けられる第4の伝達関数とを要素とする行列の逆行列によって得られる補正伝達関数で設定されることを特徴とするオーディオ装置。
IPC (4件):
H04S 1/00 ,  G10K 15/00 ,  H04R 3/04 ,  H04S 7/00
FI (4件):
H04S 1/00 J ,  H04R 3/04 ,  H04S 7/00 C ,  G10K 15/00 M
Fターム (7件):
5D020CE02 ,  5D062CC02 ,  5D062CC04 ,  5D062CC12 ,  5D062CC13 ,  5D062CC15 ,  5D062CC16
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 疑似スピーカシステム生成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-143661   出願人:ヤマハ株式会社
  • 特開平1-206900
  • 特開平1-309500
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