特許
J-GLOBAL ID:200903042268780190

磁気特性・被膜特性に優れる方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-105001
公開番号(公開出願番号):特開平9-291313
出願日: 1996年04月25日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 磁気特性・被膜特性に優れる方向性けい素鋼板を安定して生産できるようにする。【解決手段】 AlN 系インヒビターを有する方向性けい素鋼板を製造するにあたり、脱炭焼鈍工程における雰囲気中のP(H2O)/P(H2) の値を、その均熱過程で0.70未満、その昇温過程では均熱過程の値より低くし、かつ、焼鈍分離剤に、MgO :100 重量部に対して、TiO2:0.5 〜15重量部、SnO2:0.1 〜10重量部およびSr化合物をSr換算で0.1 〜10重量部のそれぞれの範囲で複合添加したものを用いる。
請求項(抜粋):
sol Al:0.01〜0.05wt% および、N:0.004 〜0.012 wt% を含有する方向性けい素鋼板用スラブを素材として、熱間圧延し、その後1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を行い、ついで、脱炭焼鈍を施したのち、MgO を主体とする焼鈍分離材を塗布してから、最終仕上げ焼鈍を施す一連の工程により方向性けい素鋼板を製造するにあたり、脱炭焼鈍工程における雰囲気中の水素分圧に対する水蒸気分圧の比:P(H2O)/P(H2)の値を、その均熱過程で0.70未満、その昇温過程では上記均熱熱過程より低い値とし、焼鈍分離剤が、MgO :100 重量部に対して、TiO2を0.5 〜15重量部、SnO2を0.1 〜10重量部およびSr化合物をSr換算で0.1 〜10重量部のそれぞれの範囲内で複合添加したものであることを特徴とする磁気特性・被膜特性に優れる方向性けい素鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C23C 22/00
FI (3件):
C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 B ,  C23C 22/00 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 方向性けい素鋼板の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-127039   出願人:川崎製鉄株式会社
  • 特開昭50-020920
  • 特開昭54-071713
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