特許
J-GLOBAL ID:200903042292207719
低温気相連続蒸解カンおよびその使用方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 静男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-028334
公開番号(公開出願番号):特開平10-331085
出願日: 1998年02月10日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 満液式蒸解カンの利点を有しつつ、液面上にガス充満ゾーンがある気相蒸解カンの特徴を生かす方法と装置を提供する。【解決手段】 液面36を反転式トップセパレーター32の下に確立する。チップレベル37も反転式トップセパレーター32の下(液面36の上または下)に確立する。液面36より上のガス充満ゾーン35には、圧縮ガスを封じ込み、温度160°C未満圧力50〜200psigにする。蒸解カンは、頂部で第一直径部分(約3〜5メートル)、頂部より下で第二直径部分(約7メートル)を有し、反転式トップセパレーター32は第一直径部分に収める。液面36は第一直径部分に設定し、チップレベル37は第二直径部分に来るようにする。第一直径部分と第二直径部分間には肩部分を設け、抜き出しスクリーンは肩部分の直下の第二直径部分に設けるのがよい。反転式トップセパレーター32からは、複数の液の流れを抽出できる。
請求項(抜粋):
頂部と底部、頂部に反転式トップセパレーター、底部に排出口を備えたセルロースパルプ蒸解カンを運転する方法であり、(a)細砕セルロース繊維材とクラフト蒸解液とのスラリーを反転式トップセパレーターから蒸解カンへ導入し、(b)蒸解カン液面を反転式トップセパレーターの下に確立し、(c)蒸解カンセルロース繊維材レベルを反転式トップセパレーターの下に確立し、(d)液面より上のガス充満ゾーンを温度160°C未満、圧力50〜200psigに確立し、そして(e)蒸解カンの底部近くからクラフトパルプを抜き出する方法。
引用特許:
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