特許
J-GLOBAL ID:200903042312624583

乗り物シート用ピボット機構、および該機構を備えたシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-049054
公開番号(公開出願番号):特開2000-245561
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 背もたれを取りつけるためのピボット機構を事故の衝撃に対して強くする。【解決手段】 ピボット機構は、ピボット回転するように連結された第1および第2のフレーム7,8を有する。ピボット機構をロックするためにロック部材11が一方のフレームの歯13と共働する。少なくとも1つのストップ部材14がフレーム7に連結され、ロック部材がそのロック位置にある間にピボット機構が第1の回転方向20へのピボットトルクを受けている場合、ロック部材11が、ある角度でストップ部材14に当たるようにストップ部材14が配置されている。もし、このトルクが限界値を超えると、ストップ部材がオーバーロック部材に向かって移動させられ、第1のフレーム7を固定するためにストップ部材14がフレームの歯13に対してオーバーロック部材25を押す。
請求項(抜粋):
回転軸(X)を中心に互いにピボット回転するように取り付けられた第1および第2の剛性フレーム(7,8)と、前記第1の剛性フレーム(8)に結合され、前記回転軸(X)を中心とした少なくと1つの円弧を形成する歯(13)と、一方では前記第1および第2の剛性フレームを互いに対して動けなくするために前記第1のフレームの前記歯(13)と共働するロック位置と、他方では前記第1の剛性フレームの前記歯と噛み合わない引っ込み位置との間で、前記第2の剛性フレーム(7)に対して移動可能な少なくとも1つの剛性ロック部材(11)と、前記ロック部材(11)をそのロック位置またはその引っ込み位置のいずれかに選択的に位置させるように作られた制御手段(16,17,18,22,32)と、前記第2の剛性フレーム(7)に連結され、前記ロック部材(11)がそのロック位置にある間にピボット機構が第1の回転方向(20)へのピボットトルクを受けると、前記ロック部材(11)がある角度で当たるように配置された少なくとも1つの剛性ストップ部材(14)とを有するピボット機構において、一方では前記第1および第2の剛性フレームを互いに対して動けなくするために前記第1のフレームの前記歯(13)と共働する作動位置と、他方では前記第1の剛性フレームの前記歯(13)と噛み合わない引っ込み位置との間で、前記第2の剛性フレーム(7)に対して移動可能な少なくとも1つの剛性オーバーロック部材(25)をさらに有し、このオーバーロック部材は、該オーバーロック部材がその作動位置へと十分な力で押されている場合に壊れるように設計された保持手段(30,31)によってその引っ込み位置に通常保持され、前記ストップ部材(14)は、前記ピボット機構が前記第1の回転方向(20)へ、第1の所定の値よりも大きなトルクを受けると、前記オーバーロック部材(25)に向かって移動させられて、カム動作によって前記オーバーロック部材をその作動位置へと押し込むように設計されていることを特徴とするピボット機構。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る