特許
J-GLOBAL ID:200903042312777088

ヘッドホンによる再生音聴取における音像頭外定位方法、及び、そのための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 盛之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-291348
公開番号(公開出願番号):特開2000-115899
出願日: 1998年09月30日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 通常の実在スピーカによるリスニングポイントと同様な聴感を得ることができるヘッドホン受聴の頭外音像定位方法及び、装置を提供する。【解決手段】 左,右チャンネルのオーディオ信号S1〜S11を入力信号とし、該入力信号を夫々2系統に分岐し、左,右チャンネルの各系統の信号を、ヘッドホンHp着用者の頭部を基準にし仮想する音場空間SSに仮想した左,右のスピーカ音と、該仮想スピーカSPL,SPRから発された音の仮想音場空間SSにおける仮想反射音とに形成する。左,右の仮想スピーカ音は、直接音信号となるように処理し仮想スピーカ音信号を形成し、仮想反射音は反射音信号となるように処理して仮想反射音信号を形成し、該形成した左,右チャンネルの直接音信号と反射音信号を、左チャンネル用ミキサーMLと右チャンネル用ミキサーMRにおいて混合し、左,右ミキサーML,MRの夫々の出力を、ヘッドホンの左右耳用のスピーカに、夫々に供給する。
請求項(抜粋):
適宜のオーディオ機器によって再生される左,右チャンネルのオーディオ信号を入力信号として、この左,右チャンネルの入力信号を夫々に少なくとも2系統に分岐し、左,右チャンネルの各系統の信号を、ヘッドホン着用者の頭部を基準にして仮想する適宜の音場空間に仮想した左,右のスピーカ音と、その左,右の仮想スピーカから発された音の前記仮想音場空間における仮想反射音とに形成するため、前記左,右の仮想スピーカ音は、その音が直接音信号となるように処理して仮想スピーカ音信号を形成すると共に、前記仮想反射音は反射音信号となるように処理して仮想反射音信号を形成し、このようにして形成した左,右チャンネルの直接音信号と反射音信号を、左チャンネル用ミキサーと右チャンネル用ミキサーにおいて混合し、前記左,右ミキサーの夫々の出力を、ヘッドホンの左右耳用のスピーカに、夫々に供給することにを特徴とするヘッドホンによる再生音聴取における音像頭外定位方法。
IPC (2件):
H04S 1/00 ,  H04R 5/033
FI (2件):
H04S 1/00 L ,  H04R 5/033 Z
Fターム (3件):
5D011AC02 ,  5D062AA72 ,  5D062AA73
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 音像定位装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-258861   出願人:ヤマハ株式会社
  • ヘッドホン再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-144706   出願人:松下電器産業株式会社
  • 音像定位処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-251950   出願人:日本電信電話株式会社
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