特許
J-GLOBAL ID:200903042347846643

停車ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140175
公開番号(公開出願番号):特開平11-334550
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 停車する毎にパーキングブレーキを作動させる必要があるパーキングブレーキは手操作によって作動させるようにした車両が多く、手操作はドライバに煩わしさや疲労を感じさせ易いため、ドライバはパーキングブレーキの操作に煩わしさを感じて、最後には疲労してしまうという課題があった。【解決手段】 制御装置10は、停車状態で遮断弁8を閉状態に制御し、ブレーキペダル1が開放されてもホイールシリンダ6内の圧力を保持することにより、制動力を保持する。また、ホイールシリンダ6内にブレーキ油圧が保持された状態からアクセルペダル11が踏込むと、制御装置10は遮断弁8を開状態に制御され、ホイールシリンダ6内の圧力が減少し、ブレーキは解除される。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏力を増幅する倍力装置に接続されたマスタシリンダと、上記マスタシリンダから供給される圧力を車輪の制動力に変換するホイールシリンダと、上記ブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキスイッチと、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルスイッチと、車両の車速を検出する車速センサと、上記ブレーキペダルの操作とは独立して上記ホイールシリンダ内の圧力を制御するための圧力制御手段と、上記ホイールシリンダ内の圧力を制御するために、上記圧力制御手段を駆動制御する制御装置と、を備えた停車ブレーキ装置であって、上記制御装置は、上記ホイールシリンダ内の圧力を制御するために、上記ブレーキスイッチの検出信号に基づいて、上記ブレーキペダルの踏込量を検出するブレーキ踏込み検出ステップと、上記アクセルスイッチの検出信号に基づいて、上記アクセルペダルの踏込量を検出するアクセル踏込み検出ステップと、上記車速センサの検出信号に基づいて、当該車両の停車状態を判定する停車判定ステップと、少なくともブレーキペダルが踏込まれ、かつ、車両が停車状態にある時に、ブレーキの制動状態を保持するためのブレーキ保持条件を成立させる保持条件成立ステップと、少なくともアクセルペダルが踏込まれた時に、ブレーキの制動状態を解除するためのブレーキ解除条件を成立させる保持条件解除ステップと、上記ブレーキ保持条件が成立し、かつ、上記ブレーキ解除条件が不成立となった時に、上記圧力制御手段に圧力保持指令を送信し、上記ブレーキ解除条件が成立するまで上記ホイールシリンダ内の圧力を保持させる第1の保持指令ステップと、上記ブレーキ解除条件が成立した時に、上記圧力制御手段に減圧指令を送信し、ブレーキを解除するために上記ホイールシリンダ内の圧力を減少させる減圧指令ステップと、を行うことを特徴とする停車ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭62-258841
  • 特開昭61-287846
  • 車両の停車・発進制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-291661   出願人:三菱自動車工業株式会社
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