特許
J-GLOBAL ID:200903042359773021

インバータの制御方法および制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-319909
公開番号(公開出願番号):特開平9-163776
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 整流器2と逆変換器4を有したインバータの制御装置において、フリーラン時の回転方向を確実に検出するとともに、残留電圧消失までの待ち時間を正確に判断し、これによって過電流故障等の発生を防止する。【解決手段】前記インバータの負極母線と逆変換器4の出力線を結ぶ電路に抵抗6〜11による分圧回路を各々介挿する。出力電圧検出回路12は、前記分圧回路の出力電圧信号VCEU,VCEV,VCEWによって誘導電動機5に誘起する電圧の位相および実効値を検出し、フリーラン時の回転方向および残留電圧の有無を判別するとともに、残留電圧消失までの待ち時間を設定する。誘導電動機5の再始動時にインバータ制御駆動回路13は、前記判別された位相に同期し、かつモータの回転が前記判別された回転方向になるようにインバータを制御する。
請求項(抜粋):
交流電力を直流電力に変換する順変換部と、自己消弧型半導体素子をブリッジ接続して成り、前記順変換部の直流電力を交流電力に変換してモータ負荷に供給する逆変換部とを有したインバータの制御方法において、前記モータのフリーラン時に少なくとも2相分のモータ残留電圧を検出し、該検出信号に基づいて、残留電圧の有無およびモータに誘起する電圧の位相を判別するとともに、再始動時の、残留電圧消失までの待ち時間を設定し、モータの再始動時は、前記判別された位相に同期してインバータを運転させるとともに、モータの回転が前記判別された位相に対応した回転方向になるようにインバータを制御することを特徴とするインバータの制御方法。
IPC (3件):
H02P 1/28 ,  H02M 7/48 ,  H02P 7/63 302
FI (3件):
H02P 1/28 ,  H02M 7/48 E ,  H02P 7/63 302 H
引用特許:
審査官引用 (3件)

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