特許
J-GLOBAL ID:200903042386346127

動圧流体軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-180081
公開番号(公開出願番号):特開平10-009250
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 差圧による動圧流体の流出を低コストにて防止する。【解決手段】 軸受部材12を焼結含油部材から構成することでその内部に空孔を多数存在させると共に表面に露出させる一方で、軸受面12a,12aにおける空孔の面積比を、これら軸受面12a,12aの間に位置する非軸受面12bにおける空孔の面積比より小さくし、軸受面12aにおけるグルーブパターンの形成を従来と同様にラフに行ってグルーブパターンに偏りが生じ差圧により流出する動圧流体が在ったとしても、該動圧流体が、ラジアル滑り軸受に貫通孔を設けなくとも、軸受隙間-空孔の面積比が高い焼結含油部材の非軸受面-焼結含油部材内-空孔の面積比が高い焼結含油部材の端面-軸受隙間という循環経路Q若しくはこれとは逆の循環経路を循環し得るように構成してなるもの。
請求項(抜粋):
軸受部材に設けた軸受面が軸に設けた受け面に対して軸受隙間を介して対向し、前記軸受面及び前記受け面の少なくとも一方に動圧発生用の溝を形成して、前記軸受面と前記受け面との間に介在する動圧流体により動圧作用を発生可能とした動圧流体軸受装置において、前記軸受部材は、焼結含油部材からなると共に、軸線方向に離間した2個以上の軸受面と、これら軸受面の間に位置し、軸と軸受部材との間の隙間が前記軸受隙間よりも大きい非軸受面と、を有し、前記非軸受面における空孔の面積比が、前記軸受面における空孔の面積比より高いことを特徴とする動圧流体軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-039410
  • 特開平3-149410
  • 動圧流体軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-291604   出願人:日本精工株式会社
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