特許
J-GLOBAL ID:200903042403878502

関節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-134297
公開番号(公開出願番号):特開2000-320534
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 相互に屈折し得る二部材の連結部に用いる関節装置として、二部材の角度設定状態でがた付きを生じず、角度調整の操作性及び作動安定性に優れ、低コストで容易に製作できるものを提供する。【解決手段】 第一金具1と第二金具2とが第一枢軸4にて枢着され、ラチェット板3と第一金具1とが第二枢軸5にて枢着され、ラチェット板3が第二枢軸5を通す長孔状の枢支孔8と第一枢軸4を通す曲がり孔9を有し、ばね部材6の付勢によって第一枢軸4及び第二枢軸5が常時は曲がり孔9及び枢支孔8の一端側9a,8aに位置する。第二金具2は、第一枢軸4が曲がり孔9の一端側9aに位置するとき、係止爪20がラチェット30に係合して屈折方向のみ回動でき、係止爪20と係合解除ストッパー31の当接にてラチェット板3が変位すると、曲がり孔9の他端側9aに第一枢軸4が移って展開方向に回動でき、係止爪20が係合復帰ストッパー32に当接してラチェット板3を元の姿勢に復帰させる。
請求項(抜粋):
第一金具と第二金具とが第一枢軸を介して枢着されると共に、周縁一部にラチェットを有するラチェット板と前記第一金具とが第二枢軸を介して枢着され、第二金具には前記ラチェットと係合する係止爪が形成され、ラチェット板は、前記両金具の屈折方向の回動終端で第二金具に当接する係合解除ストッパーと、同展開方向の回動終端で第二金具に当接する係合復帰ストッパーとを備え、長孔状の枢支孔に第二枢軸を挿通させると共に、この枢支孔よりもラチェット寄りに設けた曲がり孔に第一枢軸を挿通させ、ばね部材によって第一枢軸及び第二枢軸が曲がり孔及び枢支孔の各々一端側に位置するように付勢されており、前記曲がり孔は、枢支孔の前記一端側に対して中間部が両端部よりも接近する曲がり形状で、その前記一端側をラチェットが沿う円弧の中心として、他端側がラチェット側へ接近した配置形態を有し、第一金具と第二金具とは、第一枢軸が曲がり孔の前記一端側に位置するとき、係止爪がラチェットに係合して屈折方向回動のみ可能であり、その回動終端で第二金具が係合解除ストッパーに当接してラチェット板を変位させ、曲がり孔の他端側に第一枢軸が移行することにより、ラチェットと非係合状態で展開方向回動可能となり、その回動終端で第二金具が係合復帰ストッパーに当接することにより、ラチェット板を曲がり孔の前記一端側に第一枢軸が位置する元の姿勢に復帰させるように構成されてなる関節装置。
IPC (2件):
F16C 11/10 ,  A47C 1/024
FI (2件):
F16C 11/10 A ,  A47C 1/024
Fターム (18件):
3B099AA03 ,  3B099AA04 ,  3B099BA04 ,  3B099CA29 ,  3B099CA31 ,  3B099DA06 ,  3J105AA04 ,  3J105AA13 ,  3J105AB02 ,  3J105AB23 ,  3J105AC10 ,  3J105BA37 ,  3J105BB32 ,  3J105BC04 ,  3J105BC06 ,  3J105BC12 ,  3J105DA13 ,  3J105DA33
引用特許:
審査官引用 (1件)

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