特許
J-GLOBAL ID:200903042436224648

色素増感型太陽電池の製造方法およびその製造方法を用いて製造された色素増感型太陽電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金山 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-267270
公開番号(公開出願番号):特開2004-103518
出願日: 2002年09月12日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】少なくとも受光面側の透明基板にプラスチックフィルムを用いた色素増感型太陽電池の製造において、光電変換層のパターニングを精度よく、且つ効率的に行えるようにした色素増感型太陽電池の製造方法とその方法で製造された性能及び経済性に優れた色素増感型太陽電池を提供する。【解決手段】透明導電性フィルム基板に光電変換層を形成する際、透明導電性フィルム基板上に酸化物半導体層の塗膜層を所定の厚みで形成した後、その上に熱可塑性樹脂シートを重ね、その上から酸化物半導体層の所定領域に選択的に熱板等で熱圧着を行って、熱可塑性樹脂シートと酸化物半導体層とを熱接着させ、次いで、熱可塑性樹脂シートを剥離する方法で、酸化物半導体層の前記所定領域を熱可塑性樹脂シートに転移させて除去し、その後、パターニングされた酸化物半導体層に色素増感剤の吸着と電解質の形成を行って光電変換層を形成する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
少なくとも、受光面側から、透明導電性フィルム基板、光電変換層、対電極基板が順に積層されてなる色素増感型太陽電池の製造方法において、光電変換層のパターニングを、透明導電性フィルム基板に製膜された酸化物半導体層の上に熱可塑性樹脂シートを重ね、その上から酸化物半導体層の所定領域に選択的に熱圧着を行って熱可塑性樹脂シートと酸化物半導体層とを熱接着させ、次いで、該熱可塑性樹脂シートを剥離することにより、前記酸化物半導体層の前記所定領域を、熱可塑性樹脂シート側に転移させて透明導電性フィルム基板から除去する工程で行い、その後、透明導電性フィルム基板上にパターニングされた酸化物半導体層に、色素増感剤の吸着と電解質層の形成を行うようにしたことを特徴とする色素増感型太陽電池の製造方法。
IPC (2件):
H01M14/00 ,  H01L31/04
FI (2件):
H01M14/00 P ,  H01L31/04 Z
Fターム (14件):
5F051AA14 ,  5H032AA06 ,  5H032AS06 ,  5H032AS16 ,  5H032BB02 ,  5H032BB04 ,  5H032BB05 ,  5H032BB06 ,  5H032CC16 ,  5H032EE02 ,  5H032EE04 ,  5H032EE07 ,  5H032EE16 ,  5H032HH06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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