特許

J-GLOBAL ID：200903042448517950

フランジ成形の容易な二回冷延仕上げ溶接缶用鋼板及びその製造方法

発明者： 田中 聖市 ,  近藤 義孝 ,  村上 英邦
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田中 久喬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-284564
公開番号（公開出願番号）：特開平10-110244
出願日： 1996年10月08日
公開日（公表日）： 1998年04月28日
要約：

【要約】【課題】 箱焼鈍法による溶接缶用薄鋼板と同等またはそれ以上の伸び値を持ち、フランジ成形割れが生じない連続焼鈍法による溶接缶用薄鋼板およびその製造方法を提供すること。【解決手段】 重量%で、C:0.01〜0.04%、Al:0.1%以下、N:0.01%以下を含有し、かつ、鋼板中に固溶するCおよびNの合計が、40ppm≦固溶C+固溶N≦150ppmの範囲であって、2%以上の降伏点伸び(YPEL)を有することを特徴とするフランジ成形性に優れた溶接缶用薄鋼板。そして該鋼板は、連続鋳造鋼片素材を、1150°C以上に加熱して熱間圧延して熱延鋼板となし、冷却速度20°C/sec以上の連続焼鈍法及び15%以上25%以下の二回冷延仕上を施して鋼板中に固溶するCとNが40ppm≦固溶C+固溶N≦150ppmの範囲とすることを特徴とするものである。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.01〜0.04%、Al:0.1%以下、N:0.01%以下を含有し、かつ、鋼板中に固溶するCおよびNの合計が、40ppm≦固溶C+固溶N≦150ppmの範囲であって、2%以上の降伏点伸び(YPEL)を有することを特徴とするフランジ成形性に優れた溶接缶用薄鋼板。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06

FI (4件)：

C22C 38/00 301 T ,  C21D 8/02 B ,  C21D 9/46 G ,  C22C 38/06

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭56-016650
  
• 面内異方性の小さい硬質缶用鋼板の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-257047   出願人：日本鋼管株式会社
• 特開昭56-016650
  
• 特開昭56-016650