特許
J-GLOBAL ID:200903042487801755

液晶プロジェクション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-033297
公開番号(公開出願番号):特開平11-234539
出願日: 1998年02月16日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 周辺照度の変化に左右されずに映像信号に対する最適なガンマ補正を施すことの可能な液晶プロジェクション装置のガンマ補正装置を提案すること。【解決手段】 液晶プロジェクション装置1のガンマ補正装置2は、照度センサ21によって測定した投写面上の照度を測定し、測定結果に基づき、実照射白レベルおよび実照射黒レベルによって規定される装置ダイナミックレンジを求め、当該レンジにおけるガンマ補正値を施す。ガンマ補正後の映像信号が供給される表示デバイス駆動回路3によって、液晶ライトバルブ4が駆動されて、映像信号に対応した画像が形成される。使用環境の照度が変化しても、黒が浮き上がったりつぶれずに、最適なリニアリティー特性が得られるように映像信号に対してガンマ補正を施すことができ、映像信号を再現性良く、しかも忠実に再生できる。
請求項(抜粋):
光源からの光を液晶ライトバルブによって変調し投写面上に投写表示するプロジェクション装置において、周辺照度を検出する照度検出手段と、光源強度および装置効率により規定される白レベル照度に、前記照度検出手段によって検出された周辺照度を加算して実照射白レベル照度を算出する実照射白レベル照度算出手段と、前記白レベル照度を予め設定されているコントラスト比で除して得られた黒レベル照度に、前記照度検出手段によって検出された周辺照度を加算して実照射黒レベル照度を算出する実照射黒レベル照度算出手段と、前記実照射白レベル照度および前記実照射黒レベル照度によって規定される装置ダイナミックレンジにおけるガンマ補正値を予め指定されているガンマ特性に基づき演算するガンマ補正値演算手段と、ガンマ補正値を記憶する書き換え可能な記憶手段と、前記ガンマ補正値演算手段によって算出されたガンマ補正値で前記記憶手段の内容を更新するガンマ補正値書き換え手段と、Nビット(Nは正の整数)のデジタル映像信号に対して、前記記憶手段に記憶されているガンマ補正値に基づきガンマ補正を施して、Nビット以上のデジタル映像信号を発生させるガンマ補正手段とを有し、当該ガンマ補正手段によってガンマ補正が施された後の前記デジタル映像信号により前記液晶ライトルブを制御して投写画像を形成することを特徴とする液晶プロジェクション装置。
IPC (5件):
H04N 5/202 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/133 575 ,  G09G 3/36 ,  H04N 5/74
FI (5件):
H04N 5/202 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/133 575 ,  G09G 3/36 ,  H04N 5/74 K
引用特許:
審査官引用 (7件)
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