特許
J-GLOBAL ID:200903042547772733

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228077
公開番号(公開出願番号):特開平9-073611
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 スピンバルブ方式の薄膜磁気ヘッドにおいて、トラック幅を開けた両側部分で、フリー磁性層に反強磁性層を確実に密着させる構造とするのが困難であった。【解決手段】 下部ギャップ層1上にてトラック幅(Tw)を開けた両側に第1の反強磁性層10が形成され、その上にフリー磁性層3、非磁性導電層5、固定磁性層6、第2の反強磁性層7の順に積層されている。第1の反強磁性層10を形成した後にフリー磁性層3を形成しているため、第1の反強磁性層10とフリー磁性層3との密着が確実である。外部磁界によりフリー磁性層3の磁化の方向が変化すると電気抵抗が変化し、これにより外部磁界が検出されるが、フリー磁性層3は第1の反強磁性層10によりX方向へ単磁区化されるため、バルクハウゼンノイズが低減する。
請求項(抜粋):
下から順に積層されたフリー磁性層と非磁性導電層と固定磁性層と、交換異方性結合により前記フリー磁性層の磁化方向を揃える反強磁性層と、前記固定磁性層の磁化方向を前記フリー磁性層の磁化方向と交叉する方向に固定する層とを有し、外部磁界により前記フリー磁性層の磁化方向が変わることにより抵抗値が変化する薄膜磁気ヘッドにおいて、前記反強磁性層は前記フリー磁性層の下に位置しており、所定のトラック幅を開けた両側部分で、前記反強磁性層とフリー磁性層とが密着していることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
IPC (2件):
G11B 5/39 ,  G11B 5/31
FI (2件):
G11B 5/39 ,  G11B 5/31 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る