特許
J-GLOBAL ID:200903042559515825

操縦スラストベクトルを有する閉鎖エレクトロンドリフトプラズマスラスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-374132
公開番号(公開出願番号):特開2000-205115
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】本スラスタは、共通の板上に、非平行な軸線を有するイオン化及び加速の複数の主環状通路(124A,124B)を具備し、これらの軸線が主環状通路(124A,124B)の出口方向において集束する。磁気回路(131,134,136,311)が、主環状通路(124A,124B)において磁場を形成する。本スラスタは、さらに、中空陰極(140)と、各主環状通路(124A,124B)へのイオン化可能ガスの供給量を調整する手段と、主環状通路(124A,124B)におけるイオン放出及び加速電流を制御するための手段とを有する。本スラスタのスラストベクトルの方向は、本スラスタの質量をかなり増加させることなく制御可能である。
請求項(抜粋):
操縦可能なスラストベクトルを有する閉鎖エレクトロンドリフトプラズマスラスタであって、前記スラスタは、陽極及びイオン化可能ガス供給手段に適合する少なくとも一つのイオン化及び加速の主環状通路と、前記主環状通路に磁場を形成するための磁気回路と、前記イオン化可能ガス供給手段と協働する中空陰極(140)とを具備し、前記スラスタは、非平行で前記主環状通路(124Aから124D)の出口から下流側において集合する軸線(241Aから241D)を有する複数のイオン化及び加速の主環状通路(124Aから124D)を具備し、磁場を形成するための前記磁気回路は、全ての前記主環状通路の下流側で共通の第一外部磁極片(134)と、全ての前記主環状通路に共通で下流側の前記第一外部磁極片(134)から上流側に配置された第二外部磁極片(311)と、前記主環状通路(124Aから124D)の前記軸線(241Aから241D)回りに配置された第一コア(138Aから138D)に取り付けられて前記主環状通路(124Aから124D)の数と等しい複数の内部磁極片(135Aから135D)と、複数の前記第一コア(138Aから138D)回りのそれぞれに配置された複数の第一コイル(133Aから133D)と、前記主環状通路の間に位置する空間に配置された第二コア(137)に取り付けられた複数の第二コイル(131)とを具備し、前記第二コイル(131)の前記第二コア(137)は、強磁性バー(136)によって上流部分を介して相互接続され、下流側の前記第一外部磁極片(134)へ下流部分を介して接続され、前記スラスタは、前記主環状通路(124Aから124D)のそれぞれへのイオン化可能ガス流量を調整するための調整手段(192)と、前記主環状通路(124Aから124D)においてイオン放出及び加速電流を制御するための制御手段(191)とを具備することを特徴とする閉鎖エレクトロンドリフトプラズマスラスタ。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • イオンエンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-084162   出願人:株式会社東芝

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