特許
J-GLOBAL ID:200903042581805586

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-063141
公開番号(公開出願番号):特開2009-062971
出願日: 2008年03月12日
公開日(公表日): 2009年03月26日
要約:
【課題】気筒内の燃焼室に噴射した燃料により形成される噴霧の壁面衝突後の貫徹力を強化し、NOxおよびすすの発生を十分に低減することができる燃料噴射ノズルを備えたディーゼルエンジンの燃料噴射装置を提供する。【解決手段】それぞれが2つの噴射孔21,22からなる複数の噴孔群20を有する燃料噴射ノズル15の各噴孔群20の噴射孔21,22からの燃料噴霧の壁面衝突点距離Xが、燃料噴霧の壁面衝突後の燃焼室縦方向の貫徹力が極大値付近を維持し燃料の微粒化も促進できる範囲内である4.5〜7.5mmとなるように、噴射孔21,22の噴射孔間距離および噴射孔間角度を設定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ピストンの頂面中央部にピストンの動作方向における断面が凹形状に設けられて、燃焼室を形成するキャビティと、前記燃焼室の略中央に臨む位置に設けられ、燃焼室の側壁面に向けて燃料を噴射する燃料噴射ノズルとを備えたディーゼルエンジンの燃料噴射装置であって、 前記燃焼室は、ピストン径方向の中央に位置する底部中央部分が開口端側に向かって隆起した形状を有するものであり、 前記燃料噴射ノズルは、それぞれが2つの噴射孔からなる複数の噴孔群を有し、各噴孔群の前記2つの噴射孔は、それら2つの噴射孔から噴射される燃料の噴霧が燃焼室壁面に衝突した後に噴孔群毎に1つの燃料噴霧を形成し、それら2つの噴射孔から噴射された燃料の噴霧が前記燃焼室壁面に衝突したときの衝突点の間の距離が、前記燃焼室壁面衝突後に得られる燃焼室縦方向の噴霧貫徹力が極大値近傍を維持する所定範囲内となるように、前記2つの噴射孔の噴射孔間の距離および噴射孔間の角度が設定されていることを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射装置。
IPC (1件):
F02M 61/18
FI (2件):
F02M61/18 340E ,  F02M61/18 360J
Fターム (10件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066BA02 ,  3G066BA04 ,  3G066BA25 ,  3G066CC01 ,  3G066CC26 ,  3G066CC28 ,  3G066CC34 ,  3G066CC48
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-239117   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (1件)
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-336886   出願人:三菱自動車工業株式会社

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