特許
J-GLOBAL ID:200903042592759195
樹脂発泡体の製造方法および該発泡体を用いた紙葉類重送防止部材
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大和田 和美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-396054
公開番号(公開出願番号):特開2005-154601
出願日: 2003年11月26日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】 押出時における熱可塑性樹脂のドローダウンおよび樹脂詰まりが実質的にみられない樹脂発泡体の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、溶融温度+10°Cの溶融粘度Aに対する溶融温度+60°Cの溶融粘度B(B/A)が0.1未満である熱可塑性樹脂の混練物に電子線を照射して前記B/Aを0.1以上1未満で且つ電子線照射後の熱可塑性樹脂混練物の溶融温度+20°Cにおける溶融粘度が1400Pa・s以上2500Pa・s以下に調整し、得られた熱可塑性樹脂の混練物を押出機に投入して押し出し、該押出工程の途中で上記熱可塑性樹脂の混練物に炭酸ガスを注入し、炭酸ガスを注入する箇所の温度、炭酸ガスの圧力、押出機先端に付設するヘッドおよび口金の温度、樹脂混練物の滞留時間を制御しながら押出ガス発泡させる。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
溶融温度+10°Cの溶融粘度Aに対する溶融温度+60°Cの溶融粘度B(B/A)が0.1未満である熱可塑性樹脂の混練物に電子線を照射して、溶融温度+10°Cの溶融粘度Aに対する溶融温度+60°Cの溶融粘度B(B/A)を0.1以上1未満で、かつ、上記電子線照射後の熱可塑性樹脂混練物の溶融温度+20°Cにおける溶融粘度が1400Pa・s以上2500Pa・s以下に調整し、
得られた上記熱可塑性樹脂の混練物を押出機に投入して押し出し、該押出工程の途中で6MPa以上10MPa以下の炭酸ガスを注入して上記熱可塑性樹脂の混練物に溶解し、
上記押出機の炭酸ガス注入部位の温度を上記熱可塑性樹脂の溶融温度の-5°C以上+40°C以下とし、
押出機先端にヘッドを介して付設する口金は出口開口に向かって縮径させたテーパ状出口とし、該ヘッドおよび口金の温度を上記熱可塑性樹脂の溶融温度の-25°C以上+15°C以下とし、
上記口金の出口開口手前で樹脂圧を急激に上昇させて、上記出口から押し出される際に生じる急激な圧力低下により上記熱可塑性樹脂の混練物中に分散・溶解された炭酸ガスが気泡を発生させることを特徴とする樹脂発泡体の製造方法。
IPC (3件):
C08J9/12
, B29C47/00
, B29C47/92
FI (3件):
C08J9/12
, B29C47/00
, B29C47/92
Fターム (28件):
4F074AA65
, 4F074AB05
, 4F074BA32
, 4F074BB25
, 4F074CA22
, 4F074CC03Y
, 4F074CC04Y
, 4F074CC06X
, 4F074CC33Y
, 4F074CC34Y
, 4F074CC64
, 4F074DA02
, 4F074DA03
, 4F074DA47
, 4F207AA24
, 4F207AA45
, 4F207AB02
, 4F207AR03
, 4F207KA01
, 4F207KA12
, 4F207KF01
, 4F207KF04
, 4F207KF12
, 4F207KL63
, 4F207KL83
, 4F207KL92
, 4F207KM15
, 4F207KM16
引用特許:
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