特許
J-GLOBAL ID:200903042643299372

耐衝撃性に優れる極薄熱延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342358
公開番号(公開出願番号):特開平9-184045
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 穴拡げ性を低下させることなく、高歪速度下での耐衝性に優れる板厚1.2mm 未満の極薄熱延鋼板を、歩留り良く安価に製造する。【解決手段】C:0.0001〜0.02wt%、Si:0.01〜2.0 wt%、Mn:0.1 〜3.0 wt%、P:0.01〜0.15wt%、S:0.010 wt%以下、Al:0.001 〜0.05wt%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる、鋼素材を900 〜1250°Cに加熱し、粗圧延によりシートバーとなし、次いでこのシートバーを先行するシートバーと接合し、圧延速度900 m/min 以上、圧延終了温度Ar3変態点〜(Ar3変態点+50°C)および圧下率95%以上の条件で潤滑しながら板厚1.2mm 未満まで仕上圧延し、その後0.5 秒以内に冷却速度50°C/sec 以上で450 °C以下に冷却し、コイルに巻き取ることにより、金属組織がフェライト結晶粒度番号12以上のフェライト単相組織で、表面の酸化層の厚さが3μm以下極薄熱延鋼板を得る。
請求項(抜粋):
C:0.0001〜0.02wt%、Si:0.01〜2.0 wt%、Mn:0.1 〜3.0 wt%、P:0.01〜0.15wt%、S:0.010 wt%以下、Al:0.001 〜0.05wt%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、金属組織がフェライト結晶粒度番号12以上のフェライト単相組織で、表面の酸化層の厚さが3μm以下、かつ板厚が1.2 mm未満である耐衝撃性に優れる極薄熱延鋼板。
IPC (6件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58
FI (6件):
C22C 38/00 301 W ,  C21D 8/02 A ,  C21D 9/46 S ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (7件)
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