特許
J-GLOBAL ID:200903042670007880

表面被覆工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-104159
公開番号(公開出願番号):特開平11-279745
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 Ti-Al系複合炭窒化物層を含んだセラミック被覆層を有するとともに、被覆層と工具基体との間の密着力が良好で、ひいては耐摩耗性や耐欠損性に優れた表面被覆工具を提供する。【解決手段】 表面被覆工具1は、超硬合金、サーメットあるいは高速度工具鋼で構成された工具基体3と、気相製膜法によりその工具基体3の表面を覆うセラミック被覆層2とを備える。セラミック被覆層2は、工具基体3の表面に積層形成されるとともに、窒化Ti又は炭窒化Tiを主体に構成される第一セラミック層2aと、その第一セラミック層2a上に積層形成されるとともに、Ti-Al系複合炭窒化物を主体に構成され、そのTi-Al系複合炭窒化物中のTi成分、Al成分、C成分及びN成分の組成比を、組成式TixAl1-xCyN1-yで表したときに、0.55≦x≦0.75及び0.05≦y≦0.45を満たす第二セラミック層2bとを含む。これにより、セラミック被覆層2と工具基体3との間の密着力を著しく高めることができ、ひいては耐摩耗性及び耐欠損性に優れた表面被覆工具が実現される。
請求項(抜粋):
超硬合金、サーメット等の金属-セラミック複合材料又は高速度工具鋼等の金属にて構成された工具基体と、その工具基体の表面を覆う複数層に形成されたセラミック被覆層とを備え、そのセラミック被覆層が、前記工具基体の表面に積層形成されるとともに、窒化Ti又は炭窒化Tiを主体に構成される第一セラミック層と、その第一セラミック層上に積層形成されるとともに、Ti-Al系複合炭窒化物を主体に構成され、そのTi-Al系複合炭窒化物中のTi成分、Al成分、C成分及びN成分の組成比を、組成式TixAl1-xCyN1-yで表したときに、0.55≦x≦0.75及び0.05≦y≦0.45を満たす第二セラミック層と、を含むことを特徴とする表面被覆工具。
IPC (5件):
C23C 14/06 ,  B23B 27/14 ,  C04B 35/56 301 ,  C04B 35/58 101 ,  C04B 41/89
FI (7件):
C23C 14/06 P ,  C23C 14/06 H ,  B23B 27/14 A ,  B23B 27/14 C ,  C04B 35/56 301 F ,  C04B 35/58 101 G ,  C04B 41/89 J
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特許第2580330号
  • 結晶配向性高強度被覆部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-348309   出願人:東芝タンガロイ株式会社
  • 特許第2754912号
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審査官引用 (9件)
  • 特許第2580330号
  • 特許第2580330号
  • 結晶配向性高強度被覆部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-348309   出願人:東芝タンガロイ株式会社
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