特許
J-GLOBAL ID:200903042702662800

ガス燃焼加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-107033
公開番号(公開出願番号):特開2000-257852
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】従来のブンゼン式バーナやその他のバーナの燃焼および加熱方式では、熱効率の向上手段や窒素酸化物の抑制が容易ではなかったので、それらの問題を解決すること。【解決手段】全一次予混合強制燃焼式バーナを用い、バーナ炎の下流にバーナと気密構成とした排気の噴出体を設け、炎や燃焼排気との接触を少なくすると共に、噴出体に開口する多数の比較的小さい面積の噴出口から排気を噴出させ被加熱物の吸熱面に衝突させて伝熱係数の増大を図り、且つ適切な燃焼制御と凝縮水への対策を考慮したガス燃焼加熱装置を構成する。
請求項(抜粋):
ガス燃焼に必要な燃焼用空気のほぼ全てを混合させ、送風機を用いてこの混合気体をバーナに供給して燃焼させる予混合強制燃焼式バーナにおいて、バーナの炎口は多数の小孔ないし細溝または小孔と細溝を組み合わせた形状とし、炎口部で燃焼した高温の排気は、バーナの下流にバーナとは別に設けた排気の噴出体に多数開口する噴出口より、被加熱物の主な吸熱面に対してほぼ直角に近い方向に噴出させて吸熱面に衝突するように燃焼加熱器を構成し、噴出口からの燃焼排気の流速が定格最大発熱量による燃焼時に5m/秒以上になるよう、送風機の能力、バーナの発熱量および噴出口面積を設定し、バーナからの燃焼排気が噴出体の噴出口に至る空間部は気密構造にすると共に、噴出体からバーナへの輻射熱を少なくするための適当な空間体積を設ける。また噴出体の噴出口がバーナの上部に位置する場合は、排気が噴出口から噴出して吸熱面にて冷却されることによる凝縮水がバーナの炎口に滴下しないよう、炎口と噴出体の中間に遮蔽板を設けるか、少なくとも炎口の投影面積に相当する噴出体の部分には噴出口を設けないか、設けても燃焼の停止時においても凝縮水の表面張力および噴出口部の形状によって前記の空間部に浸入しないような噴出口部の形状を具えたり各噴出口の面積を小さくする等の構成にしたことを特徴とするガス燃焼加熱装置。
IPC (4件):
F23M 9/04 ,  F23C 11/00 ZAB ,  F23C 11/00 316 ,  F23D 14/02
FI (4件):
F23M 9/04 ,  F23C 11/00 ZAB ,  F23C 11/00 316 ,  F23D 14/02 A
Fターム (12件):
3K017AA01 ,  3K017AB07 ,  3K017AB08 ,  3K017AC01 ,  3K017AD11 ,  3K065TA01 ,  3K065TC02 ,  3K065TD05 ,  3K065TE01 ,  3K065TF00 ,  3K065TG01 ,  3K065TM03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ガス燃焼装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-242039   出願人:アタム技研株式会社

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