特許
J-GLOBAL ID:200903042712030372

玉軸受軌道面の超仕上加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 染川 利吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-321827
公開番号(公開出願番号):特開2001-140902
出願日: 1999年11月11日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【目的】玉軸受軌道面の特定多角成分のうねりを超仕上加工によって極めて高精度に修正する超仕上加工方法を提供する。【構成】ワークとなる玉軸受内輪または外輪の軸線回りの回転とこの回転軸線に直角な砥石揺動軸線をもつ柱状砥石の揺動とによってワークの内外輪軌道面の表面を除去加工する超仕上加工方法において、軸受玉数Zの自然数倍±1角の軌道面周方向のうねりの波長を覆うように軌道面周方向にとった砥石のまたぎ寸法Tを、0.8D・sin[180°/(Z-1)]≦T≦1.5D・sin[180°/(Z-1)](ただしDは内輪または外輪の軌道面のうちで最大直径寸法)の範囲で設定して超仕上加工を行う。
請求項(抜粋):
玉軸受軌道輪を軸線まわりに回転させながら、前記軌道輪の軌道面の断面円弧中心から該軸線に垂線を下す方向に該断面円弧の半径寸法の0ないし10%だけ該断面円弧中心より離れた位置で、前記軌道輪の回転軸線に対して直角方向にのびる砥石揺動軸線を中心に、この揺動軸線方向にとった「またぎ」寸法が以下の式(1)の範囲のT、【数1】なる角柱状砥石を揺動させて、前記砥石を前記軌道輪の軌道面の断面円弧半径方向に押圧して表面を除去する超仕上加工方法。ただし前記(1)式で、Zは前記軸受の玉数、Dは軸受軌道輪の軌道面の内で最大直径寸法であり、前記軸受軌道輪が内輪の場合は砥石またぎ寸法にTs、内輪軌道面内の最大直径寸法(多くの場合内輪外径寸法)にDoを、また外輪の場合は砥石またぎ寸法にTse、外輪軌道面内の最大直径寸法(多くの場合外輪溝径寸法)にDeをそれぞれ前記Tおよび前記Dの代りに用いる。
IPC (2件):
F16C 33/64 ,  B24B 35/00
FI (2件):
F16C 33/64 ,  B24B 35/00
Fターム (18件):
3C058AA02 ,  3C058AA05 ,  3C058AA11 ,  3C058AA12 ,  3C058AA14 ,  3C058AB04 ,  3C058BA02 ,  3C058BA09 ,  3C058BC02 ,  3C058CA01 ,  3C058CB01 ,  3C058CB10 ,  3J101AA02 ,  3J101BA53 ,  3J101BA55 ,  3J101DA12 ,  3J101FA01 ,  3J101GA53
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 環状溝の超仕上加工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-255860   出願人:日本精工株式会社
  • 特開平4-223866
  • 特開平3-121772

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