特許
J-GLOBAL ID:200903042747387893

オレフィン類の重合

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-504179
公開番号(公開出願番号):特表2003-518139
出願日: 1998年07月23日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】ニッケルまたはパラジウムの特定の配位化合物を存在させるとシリル、エーテルおよびアルケニルなどの如き選択した官能基を含みかつしばしばブロッキング基も含むオレフィン類が未置換のオレフィン類、例えばエチレンおよびプロピレンなどと一緒に共重合し得る。その結果として生じる重合体は、成形用樹脂および弾性重合体として用いるに有用であり、接着剤に入れて用いるに有用であり、かつフィルムで用いるに有用である。
請求項(抜粋):
オレフィン類の重合方法であって、式R1CH=CHR1で表される1番目のオレフィンと、-SiR23、-CO2R3、非共役ケトン、-SO2R7、アルケニル、-C(O)-O-C(O)R4、-C6F5、-OR8、-CO2H、-OH、-CHO、-OP(O)(OR5)2、-BR62、-SR9、-SH、エーテル、エポキシおよび-CONR68R69から成る群から選択される官能基を1つ以上含む2番目のオレフィンと、【化1】[ここで、R13およびR16は、各々独立して、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであるが、但しイミノの窒素原子に結合している炭素原子がそれに結合している炭素原子を少なくとも2つ持つことを条件とし、R14およびR15は、各々独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであるか、或はR14とR15が一緒になって炭素環状環を形成するヒドロカルビレンもしくは置換ヒドロカルビレンである]のニッケルもしくはパラジウム配位化合物であるオレフィン重合触媒を接触させることを含み、ここで、各R1は、独立して、水素またはアルキルであり、各R2は、独立して、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビル、ハロゲン、アシルオキシ、アミノ、シロキシまたは-OR12であり、R3は、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R4は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、各R5は、独立して、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R6は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R7は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R8は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R9は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、R12は、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであり、そしてR68およびR69は、各々独立して、水素、ヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルであるが、但し上記官能基がアルケニル、-OR8、-OH、-CHO、-OP(O)(OR5)2、-SR9、-SH、エポキシまたは-CONR68R69の時には上記官能基を1つ以上含むオレフィンの炭素-炭素二重結合と上記官能基の間にブロッキング基が存在し、そして上記官能基が非共役ケトン、アルケニル、-C(O)-O-C(O)R4、-CO2H、-OH、-CHO、-OP(O)(OR5)2、-SR9または-SHの時には上記配位化合物がパラジウム化合物であることを条件とする方法。
IPC (5件):
C08F 4/26 ,  C07C309/82 ,  C08F210/00 ,  C07F 15/00 ,  C07F 15/04
FI (5件):
C08F 4/26 ,  C07C309/82 ,  C08F210/00 ,  C07F 15/00 C ,  C07F 15/04
Fターム (22件):
4H006AA01 ,  4H006AA03 ,  4H006AB48 ,  4H006TA02 ,  4H050AA02 ,  4H050AA03 ,  4H050AB40 ,  4J015DA09 ,  4J015DA37 ,  4J100AA02P ,  4J100AE09Q ,  4J100AE13Q ,  4J100AL03Q ,  4J100AL04Q ,  4J100AL08Q ,  4J100AM15Q ,  4J100AP16Q ,  4J100AQ01Q ,  4J100AS01Q ,  4J100BA77Q ,  4J100CA04 ,  4J100FA09
引用特許:
審査官引用 (1件)

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