特許
J-GLOBAL ID:200903042749931477
ステアリング装置用自在継手
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
天野 正景
, 貞重 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-000834
公開番号(公開出願番号):特開2007-137420
出願日: 2007年01月05日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】製造コストの高騰を招来することなく、異音の発生を確実に防止すると共に、折曲トルクを小さくして滑らかな操舵感を得ることができるステアリング装置用の自在継手を提供する。【解決手段】トラニオン軸6の外側転動面61と軸受孔4内側との間に、ニードル10、ベアリングカップ9を介在させて組み立てられたステアリング装置用の自在継手101において、軸受孔4はシャフトの長さ方向に長径Rが、その直角方向に短径rがとられた楕円である。短径rはベアリングカップ9の外径(円形)よりもわずかに小さく形成されているため、両者の間の隙間はゼロとなっており、わずかな変形が生じている。自在継手にトルクがかかったときにトラニオン軸6との間で作用する力fの方向は短径rの方向と一致しているため、この方向には軸受孔4の面に至るまで隙間がないので、トルクが変動した場合でも、ガタ付きが発生しない。【選択図】図2
請求項(抜粋):
略平行な一対の脚を有する第1ヨーク、
上記第1ヨークの脚のそれぞれに、その中心軸を共通にして形成された第1軸受孔対、
略平行な一対の脚を有する第2ヨーク、
上記第2ヨークの脚のそれぞれに、その中心軸を共通にして形成された第2軸受孔対、
十字状に互いに直交した4本のトラニオン軸を備えたトラニオンクロス、
上記トラニオン軸のそれぞれに形成された外側転動面、
上記第1軸受孔対及び第2軸受孔対にそれぞれ嵌合するための筒状壁部と、この筒状壁部の一方に設けられた底部と、他方が開放された開放部とを有する4つのベアリングカップ、
上記ベアリングカップの内面に形成された内側転動面、
上記内側転動面上を転動するための複数のニードル、
とを有し、上記トラニオン軸のそれぞれの外側転動面と上記軸受孔対のそれぞれの内側との間に、上記ニードル、上記ベアリングカップを介在させて組み立てられたステアリング装置用自在継手において、
上記第1軸受孔及び上記第2軸受孔は、第1ヨーク及び第2ヨークのそれぞれの外側において大径部となり、その内側において小径部となるテーパ内面を備えており、
上記小径部は、組み立て前における上記ベアリングカップの外径と等しいか、わずかに小さい径であること
を特徴とするステアリング装置用自在継手。
IPC (4件):
B62D 1/20
, B62D 1/16
, F16D 3/41
, F16D 3/26
FI (4件):
B62D1/20
, B62D1/16
, F16D3/41 M
, F16D3/26 X
Fターム (1件):
引用特許:
出願人引用 (3件)
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軸継手
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-347685
出願人:富士機工株式会社
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実開昭57-061228号公報
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特開昭56-31528号公報
審査官引用 (5件)
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特開平2-102921
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自在継手用ヨークとその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-026676
出願人:日本精工株式会社, 大塚工機株式会社
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特開昭56-031258
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特開平3-020117
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ユニバーサルジョイント
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-246688
出願人:日野自動車工業株式会社
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