特許
J-GLOBAL ID:200903042755034282

球面収差補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  高橋 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-308386
公開番号(公開出願番号):特開2006-120263
出願日: 2004年10月22日
公開日(公表日): 2006年05月11日
要約:
【課題】光ディスクの信号記録面に3ビームを照射した際、光ディスクのレーザービーム入射面から前記信号記録面までの間に形成された光透過性保護膜の厚さ誤差によって生じる球面収差を液晶素子で補正する。【解決手段】光ディスク11の信号記録面11bで反射されたメインビームの戻り光の光量を4分割型光検出器33Mで光電変換し、且つ、信号記録面11bで反射された一対のサブビームの各戻り光の光量を一対の2分割型光検出器33S1,33S2で光電変換した後、メインビーム・オフセット電圧値とサブビーム・オフセット電圧値とを演算により得て、メインビーム・オフセット電圧値とサブビーム・オフセット電圧値とが一致した一致電圧値に対応した液晶素子駆動電圧を液晶素子25に印加する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
光ピックアップ内のレーザー光源から出射したレーザー光をメインビームと一対のサブビームとに分離し、対物レンズを介して前記メインビームを光ディスクの信号記録面内でトラックを形成するグルーブ(又はランド)に照射すると共に、前記一対のサブビームを前記メインビームを中心にして斜め対称に位置する前記グルーブと前記ランドとの間に照射して、前記一対のサブビームでトラッキングを取りながら前記メインビームで情報信号を記録再生する際に、前記光ディスクのレーザービーム入射面から前記信号記録面までの間に形成された光透過性保護膜の厚さ誤差によって生じる球面収差を液晶素子で補正する球面収差補正装置であって、 前記信号記録面で反射された前記メインビームの戻り光の光量を光電変換するために前記信号記録面内のトラック方向及びこのトラック方向に対して直交する方向とに4分割された第1〜第4検出領域を有する4分割型光検出器と、 前記信号記録面で反射された前記一対のサブビームの各戻り光の光量を光電変換するために前記信号記録面内のトラック方向と平行に2分割された各第1,第2検出領域を有する一対の2分割型光検出器と、 前記4分割型光検出器内の前記第1〜第4検出領域から出力された第1〜第4検出値により前記メインビームの内周側同士と外周側同士の差分値を演算することで、前記トラックの幅方向に対するメインビームスポット位置及び前記光透過性保護膜の厚さ誤差によって変動するメインビーム・オフセット電圧値を得るメインビーム・オフセット電圧演算回路と、 前記一対の2分割型光検出器内の前記各第1,第2検出領域から出力された各第1,第2検出値により前記一対のサブビームの内周側同士と外周側同士の差分値を演算することで、前記トラックの幅方向に対する一対のサブビームスボット位置及び前記光透過性保護膜の厚さ誤差によって変動するサブビーム・オフセット電圧値を得るサブビーム・オフセット電圧演算回路と、 前記メインビーム・オフセット電圧値と、前記サブビーム・オフセット電圧値とが一致した時の一致電圧値を得るオフセット電圧値一致検出回路と、 前記一致電圧値に対応した液晶素子駆動電圧値を変換テーブルから得て、この液晶素子駆動電圧値で前記液晶素子を駆動制御する液晶素子駆動制御回路とを備えたことを特徴とする球面収差補正装置。
IPC (1件):
G11B 7/125
FI (1件):
G11B7/125 B
Fターム (10件):
5D789AA17 ,  5D789AA28 ,  5D789BA01 ,  5D789EA01 ,  5D789EC01 ,  5D789EC41 ,  5D789JA09 ,  5D789JA22 ,  5D789KA17 ,  5D789KA19
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 光学式情報再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-029002   出願人:パイオニア株式会社

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