特許
J-GLOBAL ID:200903042784137325
プロトンATPアーゼ活性低下株を用いたグルタミン酸の製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-276462
公開番号(公開出願番号):特開2004-113002
出願日: 2002年09月24日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】従来、グルタミン酸発酵は、発酵菌としてコリネバクテリウム・グルタミカムを用いビオチン制限条件下、または少量のペニシリンやノニオン系界面活性剤を添加し培養する方法が用いられている。また、オレイン酸要求変異株やグリセロール要求性変異株、リゾチーム感受性変異株を用いることでもグルタミン酸を生産することができる。本発明の課題は、さらにグルタミン酸生産効率の上昇した新規グルタミン酸生産菌を取得し、効率的なグルタミン酸の製造法を提供することである。【解決手段】めに、コリネバクテリウム・グルタミカムのH+-ATPase活性低下変異株を用いることによって、グルタミン酸生産が効率化され、発酵基質の消費速度、グルタミン酸生産速度、蓄積量および収率が著しく高められた。したがって本発明によってグルタミン酸の工業的発酵生産のいっそうの効率化に寄与することができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
コリネバクテリウム(Corynebacterium)属に属し、酸化的リン酸化に関与するプロトンATPアーゼ(H+-ATPase)活性が、少なくとも親株の70%以下に低下し、かつ酢酸あるいはコハク酸を唯一炭素源とする培地に生育することができない変異株を、界面活性剤存在下で培養し、培養液中にグルタミン酸を生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする発酵法によるグルタミン酸の製造法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4B064AE19
, 4B064CA02
, 4B064CD07
, 4B064CD30
, 4B064DA10
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