特許
J-GLOBAL ID:200903042839662173

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-023828
公開番号(公開出願番号):特開2003-222047
出願日: 2002年01月31日
公開日(公表日): 2003年08月08日
要約:
【要約】【課題】 サプライポンプのカム位相を精度良く検出して、以降の噴射量制御に反映させる。【解決手段】 コモンレール圧の昇圧勾配の違いからポンプ圧送開始位相およびポンプ圧送終了位相を精度良く検出する。さらに、ポンプ圧送開始位相とポンプ圧送終了位相と噴射指令パルス時期と噴射指令パルス長さとから、噴射期間とポンプ圧送期間との重複期間を精度良く算出する。さらに、重複期間とコモンレール圧とから噴射指令パルス長さ補正量を算出する。さらに、噴射指令パルス長さ補正量を加味して重複する気筒の噴射指令パルス長さを補正するようにすることで、ポンプ圧送期間と噴射期間とが重複する気筒と重複しない気筒との間の噴射量のばらつきを抑えて、インジェクタの噴射量の制御精度を向上させるようにしている。
請求項(抜粋):
(a)燃料噴射圧に相当する高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器と、(b)エンジンにより駆動されるカム、およびこのカムにより駆動されてシリンダ内を往復摺動するプランジャを有し、前記プランジャが往復運動することにより、吸入した燃料を加圧して前記蓄圧容器内に圧送する燃料供給ポンプと、(c)前記エンジンの各気筒毎に搭載されて、前記エンジンの各気筒内に、前記蓄圧容器内に蓄圧された高圧燃料を噴射供給するインジェクタと、(d)前記燃料供給ポンプより吐出される燃料圧を検出する燃料圧検出手段と、(e)この燃料圧検出手段によって検出された燃料圧の変化量が所定値以上に大きくなった際に、前記燃料供給ポンプのカム位相がポンプ圧送開始位相にあることを検出する圧送開始位相検出手段と、(f)前記燃料圧検出手段によって検出された燃料圧の変化量が所定値以上に大きくなった後、前記燃料圧の変化量が所定値以下に小さくなった際に、前記燃料供給ポンプのカム位相がポンプ圧送終了位相にあることを検出する、あるいは前記燃料供給ポンプのエンジン組み付け上の幾何学的なポンプ圧送終了位相を記憶する圧送終了位相検出手段と、(g)前記ポンプ圧送開始位相および前記ポンプ圧送終了位相を、以降のエンジン制御に反映させるエンジン制御手段とを備えた蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (5件):
F02D 41/40 ,  F02D 41/22 380 ,  F02D 41/38 ,  F02M 47/00 ,  F02M 51/00
FI (5件):
F02D 41/40 Z ,  F02D 41/22 380 M ,  F02D 41/38 A ,  F02M 47/00 E ,  F02M 51/00 A
Fターム (23件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AC09 ,  3G066BA51 ,  3G066CE12 ,  3G066DA01 ,  3G066DC04 ,  3G066DC05 ,  3G066DC09 ,  3G066DC15 ,  3G301HA02 ,  3G301JA00 ,  3G301LB11 ,  3G301MA11 ,  3G301NC04 ,  3G301NE01 ,  3G301NE06 ,  3G301PB01Z ,  3G301PB08Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PE05Z ,  3G301PF03Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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