特許
J-GLOBAL ID:200903042881458713

ループヒートパイプおよび電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-268096
公開番号(公開出願番号):特開2009-097757
出願日: 2007年10月15日
公開日(公表日): 2009年05月07日
要約:
【課題】動作がより安定するループヒートパイプを提供する。【解決手段】環状に形成された流路21を有する容器22と、この容器22内に封入された作動流体23とを備えたループヒートパイプ16は、蒸発部31内において少なくとも発熱体対向領域41に設けられた第1のウィック61と、第1のウィック61に対して液戻り管34側から隣接する第2のウィック62とを備える。容器22は、発熱体12に臨む第1の壁部51と、第1の壁部51との間に流路21となる空間を空けて第1の壁部51に対向する第2の壁部52とを有する。第1のウィック61は、第1の壁部51に設けられた第1の部分61aと、第1の部分61aとの間に隙間Sを空けて第2の壁部52に設けられた第2の部分61bとを有する。第2のウィック62は、第1の壁部51と第2の壁部52との間の全域に亘って設けられている。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
環状に形成された流路を有する容器と、この容器内に封入された作動流体とを備えたループヒートパイプであって、 発熱体に対向する発熱体対向領域を含むとともに、上記発熱体に熱的に接続され、上記作動流体が気化する蒸発部と、 上記気化した作動流体が液化する凝縮部と、 上記蒸発部と上記凝縮部との間に設けられ、上記気化した作動流体が上記凝縮部に向いて流れる蒸気管と、 上記凝縮部と上記蒸発部との間に設けられ、上記液化した作動流体が上記蒸発部に向いて流れる液戻り管と、 上記蒸発部内において少なくとも上記発熱体対向領域に設けられた第1のウィックと、 上記第1のウィックに対して上記液戻り管側から隣接する第2のウィックと、を備え、 上記容器は、上記発熱体に臨む第1の壁部と、上記第1の壁部との間に上記流路となる空間を空けて上記第1の壁部に対向する第2の壁部とを有し、 上記第1のウィックは、上記第1の壁部に設けられた第1の部分と、上記第1の部分との間に隙間を空けて上記第2の壁部に設けられた第2の部分とを有し、 上記第2のウィックは、上記第1の壁部と上記第2の壁部との間の全域に亘って設けられており、 上記蒸発部は、上記第1の壁部から上記流路内を延びて上記第2の壁部に達するとともに、上記第1の壁部を上記第2の壁部に熱的に接続する熱接続部を有することを特徴とするループヒートパイプ。
IPC (3件):
F28D 15/02 ,  H01L 23/427 ,  H05K 7/20
FI (7件):
F28D15/02 101L ,  F28D15/02 E ,  F28D15/02 L ,  F28D15/02 103E ,  F28D15/02 101G ,  H01L23/46 A ,  H05K7/20 R
Fターム (8件):
5E322AA11 ,  5E322AB11 ,  5E322BB10 ,  5E322DB08 ,  5E322FA01 ,  5E322FA04 ,  5F136CC12 ,  5F136CC13
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (8件)
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