特許
J-GLOBAL ID:200903042887223831
内燃機関用バルブタイミング調整装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173921
公開番号(公開出願番号):特開平10-018815
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 従動軸を確実に進角側に回転可能なバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 フロントプレート4とクラッチピストン40との対向面には、それぞれギア歯が形成されている。これらギア歯の噛合わせは、フロントプレート4に対してクラッチピストン40の遅角側への回転を規制し、進角側への回転を規制しない設定である。解除油圧室43に作動油が供給されないエンジン始動時の状態では、クラッチピストン40はスプリング41の付勢力によりフロントプレート4と結合し、互いにギア歯が噛合っている。したがって、排気バルブを開閉するときにカムシャフト2が受ける駆動トルクによりクランクシャフトに対しカムシャフト2は最進角側に回転するので、エンジンの始動性が向上する。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブを開閉する従動軸に駆動軸の駆動力を伝達する駆動力伝達手段を有し、この駆動力伝達手段により前記駆動軸と前記従動軸とを相対的に回動させ、前記吸気バルブまたは前記排気バルブの開閉時期を調整するバルブタイミング調整装置であって、前記駆動力伝達手段は、前記駆動軸とともに回転する駆動側回転体と、前記従動軸とともに回転する従動側回転体と、前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間に配設され前記駆動軸に対し前記従動軸を進角させる方向にのみ前記駆動軸の駆動力を伝達するワンウェイクラッチとを有し、前記ワンウェイクラッチの結合が解除されると、前記駆動軸と前記従動軸との相対的な回動制御が可能になることを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F01L 1/34 E
, F01L 1/34 Z
, F02D 13/02 H
引用特許:
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