特許

J-GLOBAL ID：200903042902878017

固体高分子形燃料電池用触媒の製造方法およびそれを用いた固体高分子形燃料電池

発明者： 安永 好伸
出願人/特許権者： 株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-140035
公開番号（公開出願番号）：特開2006-318758
出願日： 2005年05月12日
公開日（公表日）： 2006年11月24日
要約：

【課題】超少量金属担持触媒の製造方法において、陽イオン交換樹脂のカーボンへの被覆を薄く均一におこなうことが可能な製造方法を提供し、この製造方法で得られた超少量金属担持触媒を用いることにより、耐久性能が著しく改善された固体高分子形燃料電池(PEFC)を提供する。【解決手段】固体高分子形燃料電池用触媒の製造方法において、炭素材料と陽イオン交換樹脂と溶媒を含む混合物であって、前記混合物の合計質量に対する陽イオン交換樹脂の比が1.0質量%以下である混合物を、噴霧乾燥して、陽イオン交換樹脂で被覆された炭素材料を得る第1の工程と、前記陽イオン交換樹脂の固定イオンに触媒金属の陽イオンを吸着させる第2の工程と、前記触媒金属の陽イオンを化学的に還元して触媒金属を含む粉末を得る第3の工程とを経ることを特徴とする。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

炭素材料と陽イオン交換樹脂と溶媒を含む混合物であって、前記混合物の合計質量に対する陽イオン交換樹脂の比が1.0質量%以下である混合物を、噴霧乾燥して、陽イオン交換樹脂で被覆された炭素材料を得る第1の工程と、前記陽イオン交換樹脂の固定イオンに触媒金属の陽イオンを吸着させる第2の工程と、前記触媒金属の陽イオンを化学的に還元して触媒金属を含む粉末を得る第3の工程とを経ることを特徴とする固体高分子形燃料電池用触媒の製造方法。

IPC (3件)：

H01M 4/88 ,  H01M 4/86 ,  H01M 8/10

FI (3件)：

H01M4/88 K ,  H01M4/86 B ,  H01M8/10

Fターム (23件)：

5H018AA06 ,  5H018AS03 ,  5H018BB05 ,  5H018BB06 ,  5H018BB08 ,  5H018BB12 ,  5H018BB17 ,  5H018EE03 ,  5H018EE05 ,  5H018EE08 ,  5H018EE17 ,  5H018EE18 ,  5H018EE19 ,  5H018HH05 ,  5H018HH08 ,  5H026AA06 ,  5H026BB03 ,  5H026BB04 ,  5H026BB08 ,  5H026EE05 ,  5H026EE18 ,  5H026HH05 ,  5H026HH08

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 燃料電池用電極およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-347264   出願人：日本電池株式会社
• 電極製造材料およびその電極製造材料の製造方法並びにその電極製造材料を用いた燃料電池用電極の製造方法。
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-379280   出願人：日本電池株式会社
• 電極触媒粉末、粉末の製造方法、および同粉末により形成されるデバイス
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2002-501565   出願人：スーペリアマイクロパウダーズリミテッドライアビリティカンパニー