特許
J-GLOBAL ID:200903042911279762

画像読取方法及び画像読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 清孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-222234
公開番号(公開出願番号):特開平10-063870
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 原稿画像を複数の分割画像に分割し、読取機構を走査させて各分割画像を順次読み取り、読取機構の位置精度に拘らず各分割画像を正確かつ短時間で接続して原稿画像のデ-タを迅速に得ることができる画像読取方法及び画像読取装置を提供する。【解決手段】隣接する二つの分割画像を接続する際に基準とする方の分割画像を基準画像、他方の分割画像を接続画像とする。接続画像を一定の範囲内及び一定画素間隔で基準画像に対して相対的に移動させるとともに、両画像の重複部分の一定面積領域における両画像の対応画素間の濃度差の平均値が最小となる位置を求め、両画像の暫定接続位置とする。次に、暫定接続位置を中心とし前記一定の範囲より狭い範囲内で、一画素ずつ接続画像を移動させて、濃度差の平均値が最小となる位置を基準画像と接続画像との接続位置とし、接続位置において両画像の接続を行う。
請求項(抜粋):
原稿画像を複数の分割画像に分割し、読取機構により各分割画像を隣接する分割画像と重複させて順次読み取り、各分割画像を接続して原稿画像のデ-タを得る画像読取方法であって、隣接する二つの分割画像を接続する際に基準とする方の分割画像を基準画像、他方の分割画像を接続画像とし、前記接続画像の任意の一画素を探索基準画素とし、前記基準画像に対して前記接続画像を一定の範囲内で相対的に移動させるとともに、両画像の重複部分の一定面積領域における両画像の対応画素間の濃度差の平均値を求める処理と、それに応じて両画像の接続位置を決定するに際し、先ず、前記探索基準画素の位置を中心とし前記読取機構の位置精度に応じた面積の第一の探索領域の範囲内で、前記探索基準画素を数画素間隔で移動させ、前記濃度差の平均値が最小となるときの探索基準画素の位置を基準画像と接続画像との暫定接続位置とし、次に、前記暫定接続位置を中心とし前記第一の探索領域より面積の狭い第二の探索領域の範囲内で、前記探索基準画素を一画素ずつ移動させ、前記濃度差の平均値が最小となるときの前記探索基準画素の位置を基準画像と接続画像との接続位置とし、前記接続位置において両画像の接続を行う、ことを特徴とする画像読取方法。
IPC (3件):
G06T 11/60 ,  G06T 1/00 ,  H04N 1/387
FI (4件):
G06F 15/62 325 P ,  H04N 1/387 ,  G06F 15/64 330 ,  G06F 15/66 470 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-070666
  • 画像読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-236937   出願人:富士ゼロツクス株式会社
  • 特開平4-126447
全件表示

前のページに戻る