特許
J-GLOBAL ID:200903042929642643

貫通部の防火区画構造及び該防火区画構造を形成する貫通部形成体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-035496
公開番号(公開出願番号):特開2005-226725
出願日: 2004年02月12日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】貫通孔への管・ケーブル類の配線作業を簡易な作業で行うことができ、貫通部を容易に形成することができる貫通部の防火区画構造及び該防火区画構造を形成する貫通部形成体を提供する。【解決手段】建物の床11には、ケーブル12が貫通する貫通部13が形成され、該貫通部13には防火区画構造が設けられている。貫通部13の防火区画構造は、床11に穿設された貫通孔11a内に配設された貫通部形成体14内にケーブル12が挿通配線され、該ケーブル12と貫通部形成体14の内周面との間に耐火材15が充填されて形成されている。貫通部形成体14は一対の分割体18を組付けて形成されている。分割体18の一開口縁部には重ね片21が形成されている。貫通部形成体14には各重ね片21とその内側の開口縁部22とが、分割体18の軸線方向及び周方向に重合して、貫通部形成体14の径方向に相対向する位置に一対の重合部J1が形成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
建物の区画部を管・ケーブル類が貫通する貫通部に設けられ、前記区画部を貫通する貫通孔内に配設された不燃材製の筒状をなす貫通部形成体の内周面と、該貫通部形成体内に挿通された管・ケーブル類との間に、熱により膨張する耐火材が充填された貫通部の防火区画構造において、 前記貫通部形成体は、該貫通部形成体に対する管・ケーブル類の挿通方向に沿って複数に分割された分割体、又は前記管・ケーブル類の挿通方向に沿って前記分割体同士が連結された連結分割体を組付けて形成されているとともに、貫通部形成体には隣接する分割体の縁部同士が重合して重合部が設けられ、該重合部は、前記管・ケーブル類の挿通方向、及び前記耐火材の膨張に伴い分割体が移動する方向に沿って、前記縁部同士が重合して形成されていることを特徴とする貫通部の防火区画構造。
IPC (2件):
F16L5/04 ,  A62C3/16
FI (2件):
F16L5/02 M ,  A62C3/16 B
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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