特許
J-GLOBAL ID:200903043010568893

チューブのメカニカルシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-179223
公開番号(公開出願番号):特開平8-061503
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【課題】 熱交換器用シール装置であって、簡単な構造により、高温に曝されるチューブとチューブシート間のメカニカルシール状態を損なうことなく、チューブの長手方向の膨張と収縮を行なえるようにする。【解決手段】 上面で終端する壁部42を有する第1の外スリーブ40を有し、その下端と、ヒートチューブ14とチューブシート16との間で環状空間を形成する。高ニッケル金属の内側リング60が、環状空間47内に配置される。内側リングはケーシング66の中に部分的に収容され、第1の外スリーブに対して下向きの力が加えられたとき、環状空間は小さくなり、内側リングとケーシングは、ヒートチューブ及びチューブシートとの間でシール関係を形成するが、ヒートチューブの長さ方向の膨張を許容するようにしている。外スリーブに下向きの力が加えられたとき、内側リングが損なわれないようにする手段48をさらに具えている。第1の外リングとヒートチューブの壁の間に充填材52が配備され、第2のシールを形成している。
請求項(抜粋):
垂直方向に伸びる複数のヒートチューブが、ヒートチューブシートを貫通して配置され、複数のヒートチューブの内部とその周囲領域との間で熱交換が行なわれる型式の熱交換器用のシール装置であって:a)ヒートチューブの壁から離間した壁部を有する外スリーブであって、該スリーブの一方の端部と、ヒートチューブとチューブシートとの間で環状空間を形成するようにした外スリーブ;b)ヒートチューブを取り囲む環状空間内に配置され、チューブシートによって支持される弾性リング手段;及びc)外スリーブに対して下向きの力を加える手段を具えており、外スリーブに力が加えられたとき、弾性リング手段は、ヒートチューブ及びチューブシートとの間でシール関係を形成するが、ヒートチューブの長さ方向の膨張を許容するようにしており、外スリーブは、下向きに加えられる力によって、弾性リング手段が押しつぶれないようにする手段をさらに具えている、シール装置。
IPC (2件):
F16J 15/08 ,  F16J 15/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭53-034051
  • 金属中空Oリング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-315415   出願人:日本バルカー工業株式会社
  • メタルガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-219084   出願人:株式会社本山製作所
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