特許
J-GLOBAL ID:200903043070313053

ミキサセトラーによる濃縮抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-060991
公開番号(公開出願番号):特開平6-246104
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 水相の循環使用が容易なミキサセトラーによる溶媒抽出方法の提供【構成】 多段に設けたミキサセトラーによって有機相と水相を向流接触させ、水相に溶存する元素群から特定の元素を選択的に有機相に抽出分離する溶媒抽出方法において、ミキサセトラーの系外でアンモニウムイオン源を添加した有機相を処理系の抽出側端部から系内に導入し、該抽出側端部において有機相のアンモニウムイオンを水相に移行させることにより水相中の非抽出元素の一部を有機相に移行させ、該有機相を系内に通液することにより、該有機相に接触する水相中の非抽出元素の濃度を見掛上高めた状態で抽出を行うことを特徴とするミキサセトラーによる濃縮抽出方法。【効果】 水相中の非抽出元素の濃度を高めた状態で抽出を行うため、系外に抜出した水相を再び系内に戻して再使用する場合に、従来のような水相の加熱濃縮を行う必要が無い。また従来のような水相の水分を加熱蒸発する方法に比べて処理操作が容易であり、高精度の抽出を行うことができる。
請求項(抜粋):
多段に設けたミキサセトラーによって有機相と水相を向流接触させ、水相に溶存する元素群から特定の元素を選択的に有機相に抽出分離する溶媒抽出方法において、ミキサセトラーの系外でアンモニウムイオン源を有機相に添加し、該有機相を処理系の抽出側端部から系内に導入し、該抽出側端部において有機相のアンモニウムイオンを水相に移行させることにより水相中の非抽出元素の一部を有機相に移行させ、該有機相を系内に通液することにより、該有機相に接触する水相中の非抽出元素の濃度を見掛上高めた状態で抽出を行うことを特徴とするミキサセトラーによる濃縮抽出方法。
IPC (2件):
B01D 11/04 101 ,  C01F 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-243915
  • 多段抽出分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-268042   出願人:三菱マテリアル株式会社

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