特許
J-GLOBAL ID:200903043103623576

耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-022833
公開番号(公開出願番号):特開平9-216991
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 耐衝撃性、耐熱性及び加工性に優れた熱可塑性樹脂を提供すること。【解決手段】 平均粒径250〜800nm、標準偏差50%以下の粒径分布のゴム重合体A30〜95重量%及び平均粒径40〜250nm、標準偏差40%以下の粒径分布のゴム重合体B5〜70重量%のゴム重合体Gとシアン化ビニル化合物10〜40重量%、芳香族ビニル化合物10〜90重量%、(メタ)アクリル酸エステル系単量体0〜80重量%及びこれらと共重合可能な単量体0〜30重量%の単量体混合物Cとを、GとCとの合計量100重量部に対してG10〜90重量部、C10〜90重量部用い、ゴム重合体Aに単量体混合物Cの20〜90重量%を添加して転化率70重量%以上まで乳化重合後、ゴム重合体B及び残りの単量体混合物Cを添加して乳化重合させたグラフト共重合体I及び芳香族ビニル系樹脂IIからなり、ゴム重合体Gを5〜40重量%含有し、メチルエチルケトン可溶分の還元粘度が0.3〜1.2dl/gである樹脂組成物。
請求項(抜粋):
酸基含有ポリマーラテックスを使用する肥大法により製造された平均粒子径250〜800nm、標準偏差50%以下の粒子径分布を有するゴム重合体(A)30〜95重量%および乳化重合法で製造された平均粒子径40〜250nm、標準偏差40%以下の粒子径分布を有するゴム重合体(B)5〜70重量%からなるゴム重合体(G)と、シアン化ビニル化合物10〜40重量%、芳香族ビニル化合物10〜90重量%、(メタ)アクリル酸エステル系単量体0〜80重量%およびこれらと共重合可能な単量体0〜30重量%からなる単量体混合物(C)とを、ゴム重合体(G)および単量体混合物(C)の合計量100重量部に対して、ゴム重合体(G)10〜90重量部、単量体混合物(C)10〜90重量部の割合で用い、ゴム重合体(A)を仕込んだのちに、単量体混合物(C)の20〜90重量%を添加して転化率が70重量%以上となるまで乳化重合させたのち、ゴム重合体(B)を仕込み、残りの単量体混合物(C)を添加して乳化重合を完結させてえられるグラフト共重合体(I)および芳香族ビニル系樹脂(II)からなり、ゴム重合体(G)を5〜40重量%含有し、メチルエチルケトン可溶分の還元粘度(30°C、N,N-ジチメルホルムアミド溶液中)が0.3〜1.2dl/gであることを特徴とする耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 55/02 LME ,  C08L 25/02 LDW ,  C08L 25/04 LDY ,  C08L 51/04 LLY
FI (4件):
C08L 55/02 LME ,  C08L 25/02 LDW ,  C08L 25/04 LDY ,  C08L 51/04 LLY
引用特許:
出願人引用 (5件)
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