特許
J-GLOBAL ID:200903043140250160

電力変換器の制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-329379
公開番号(公開出願番号):特開平6-178545
出願日: 1992年12月09日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 電力変換器間の出力電圧の位相差及び振幅差によって電力変換器間に横流が流れるのを抑制することができること。【構成】 インバータ1b,2bの出力電圧V1,V2と出力電流i1,i2が検出されると、出力電圧V1,V2の電圧偏差εvが算出されると共に電流偏差εiが生成される。そして電圧偏差εv、電流偏差εiに従って出力電圧波形指令Vr1が生成される。更に出力電流i1,εiに従って電圧補正量ΔV1が生成される。Vr1はΔV1で補正されてVr1*に変換される。Vr1*は出力電圧V1で補正されて最終出力電圧波形指令に変換される。最終出力電圧波形指令に従ってインバータ1b,2bの出力電圧が制御されると、各インバータ1b,2bの出力電圧が互いに近づく方向に制御され、インバータ1b,2b間に横流が流れるのが抑制される。
請求項(抜粋):
複数のインバータをそれぞれフィルタ回路を介して並列に接続し、各インバータの出力電力を各インバータ共通の負荷に供給するに際して、各インバータの出力電流と出力電圧を検出し、各出力電流の検出値を比較してインバータ間の出力電流の偏差をインバータ毎に算出し、各出力電圧の検出値を比較してインバータ間の出力電圧の偏差をインバータ毎に算出し、算出した各出力電流の偏差と各出力電圧の偏差を基に各インバータの出力電圧波形を規定するための出力電圧波形指令を生成し、各インバータの出力電流の検出値と各インバータの出力電流の偏差の算出値とから各インバータの出力電流の変化に伴う電圧補正値をインバータ毎に生成し、各インバータに対する出力電圧波形指令を各電圧補正値で補正し、補正された各出力電圧波形指令と各インバータの出力電圧検出値との偏差を零に抑制するための最終出力電圧波形指令を生成し、各最終出力電圧波形指令に従って各インバータの出力電圧を個別に制御することを特徴とする電力変換器の制御方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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