特許
J-GLOBAL ID:200903043141980234

オレフィン重合体製造用触媒およびオレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-039804
公開番号(公開出願番号):特開平8-231620
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 反応器壁へのポリマーの付着を抑制しつつ、物性,加工性に優れたポリオレフィンを効率よく製造する。【構成】 (a)遷移金属化合物、(b)有機金属化合物を担持した無機酸化物、(c)イオン化イオン性化合物からなる触媒成分で(d)オレフィンを予備重合させることにより形成されるオレフィン重合体製造用触媒。
請求項(抜粋):
(a)下記一般式(1)【化1】または下記一般式(2)【化2】[式中、M1はチタン原子、ジルコニウム原子またはハフニウム原子であり、Yは各々ハロゲン原子であり、R1,R2は各々独立して下記一般式(3)、(4)、(5)または(6)【化3】(式中、R6は各々独立して水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数6〜20のアリール基、アリールアルキル基もしくはアルキルアリール基である。)で表される配位子であり、該配位子はM1と一緒にサンドイッチ構造を形成し、R3,R4は各々独立して下記一般式(7)、(8)、(9)または(10)【化4】(式中、R7は各々独立して水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数6〜20のアリール基、アリールアルキル基もしくはアルキルアリール基である。)で表される配位子であり、該配位子はM1と一緒にサンドイッチ構造を形成し、R5は下記一般式(11)または(12)【化5】(式中、R8は各々独立して水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数6〜20のアリール基、アリールアルキル基もしくはアルキルアリール基であり、M2は珪素原子、ゲルマニウム原子または錫原子である。)で表され、R3およびR4を架橋するように作用しており、mは1〜5の整数である。]で表される周期表4族の遷移金属化合物、または下記一般式(13)、(14)、(15)または(16)【化6】[式中、M3は各々独立してチタン原子、ジルコニウム原子またはハフニウム原子であり、Zは各々ハロゲン原子であり、L1はルイス塩基であり、qは0〜3であり、JR9p-1,JR9p-2はヘテロ原子配位子であり、Jは配位数が3である周期表15族元素または配位数が2である周期表16族元素であり、R9は各々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基もしくはアルコキシ基、または炭素数6〜20のアリール基、アリールオキシ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、アルキルアリール基もしくはアルキルアリールオキシ基であり、pは元素Jの配位数であり、R10は下記一般式(17)、(18)、(19)または(20)【化7】(式中、R13は各々独立して水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数6〜20のアリール基、アリールアルキル基もしくはアルキルアリール基である。)で表される配位子であり、R12は下記一般式(21)、(22)、(23)または(24)【化8】(式中、R14は各々独立して水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数6〜20のアリール基、アリールアルキル基もしくはアルキルアリール基である。)で表される配位子であり、R11は下記一般式(25)または(26)【化9】(式中、R15は各々独立して水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、または炭素数6〜20のアリール基、アリールアルキル基もしくはアルキルアリール基であり、M4は珪素原子、ゲルマニウム原子または錫原子である。)で表され、R12およびJR9p-2を架橋するように作用しており、rは1〜5の整数である。]で表される周期表4族の遷移金属化合物、(b)有機金属化合物を担持した無機酸化物、(c)イオン化イオン性化合物からなる触媒成分で(d)オレフィンを予備重合させることにより形成されるオレフィン重合体製造用触媒。
IPC (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00 MSU
FI (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00 MSU
引用特許:
審査官引用 (2件)

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