特許
J-GLOBAL ID:200903043144401952

防爆形二次電池の封口構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-235968
公開番号(公開出願番号):特開2001-060454
出願日: 1999年08月23日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 長期にわたって良好な電流遮断機能を有する信頼性の高い防爆形二次電池を提供する。【解決手段】 リード固定板7は、その下面に発電要素2から延出するリード5が電気的に接続されるとともに、その上面には矩形の薄肉部7bが複数形成されている。固定板7の上方には絶縁性リング8を介してダイヤフラム板6が積層されて両者は周縁部において絶縁されている。ダイヤフラム板6の中央部に下向きに設けられた突部6aは、固定板7の上面に局部的に溶接され、この溶接点を介してリード5と端子板4とが電気的に接続されている。ケース1内のガス圧が所定値以上に高まると薄肉部7bが破断されるとともに前記ダイヤフラム板6が上方に付勢されることで、ダイヤフラム板6が固定板7から絶縁され、さらにガス圧が高まるとダイヤフラム板6が破断するように形成されている。
請求項(抜粋):
有底円筒形の金属製電池ケースと、この電池ケース内に収装された発電要素と、この発電要素から延出するリードと、前記電池ケースの開口端に封口ガスケットを介して取付けられガス抜き孔が開口された金属製端子板と、前記端子板と電気的に接続してその下方に配設されるとともに前記電池ケースの開口端に前記封口ガスケットを介して取付けられた封口手段とからなり、前記封口手段は前記リードに電気的に接続されるとともに前記ケース内のガス圧が所定以上に高まると前記端子板と前記リードとを絶縁させ、さらにガス圧が異常に高まるとそのガス圧を前記ケース外に解放するように形成されてなる防爆形二次電池の封口構造において、前記封口手段は、前記端子板の下方に配設されてかつ前記端子板が電気的に接続された導電性の感圧ダイヤフラム板と、この封口板の下方に中間絶縁体を介して適宜な隙間を保って配設されてかつ下面に前記リードが電気的に接続された導電性のリード固定板とからなり、前記ダイヤフラム板と前記固定板は前記封口ガスケットを介して前記ケースの開口部に固定されるとともに前記ダイヤフラム板の中央部のみで両者が電気的に接続されており、前記固定板は、前記電池ケース内の内圧を受承してその内圧が直接前記ダイヤフラム板に加圧されないようにするとともにその一部に所定の内圧にて破断する薄肉部が形成されており、この薄肉部が破断すると、前記内圧が前記ダイヤフラム板に伝えられるとともに前記ダイヤフラム板が上方に付勢されることで、前記ダイヤフラム板が前記固定板から分離され、さらに所定の内圧で前記ダイヤフラム板が破断するように形成されてなることを特徴とする防爆形二次電池の封口構造。
Fターム (11件):
5H012AA01 ,  5H012BB02 ,  5H012BB11 ,  5H012DD01 ,  5H012DD05 ,  5H012DD06 ,  5H012DD11 ,  5H012EE04 ,  5H012FF01 ,  5H012GG01 ,  5H012JJ02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 電 池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-003375   出願人:ソニー株式会社
  • 密閉型電池用防爆封口板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-110749   出願人:松下電器産業株式会社
  • 防爆形密閉電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-276070   出願人:日立マクセル株式会社
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