特許
J-GLOBAL ID:200903015767665671

二次電池の安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-077536
公開番号(公開出願番号):特開平11-273651
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 二次電池の安全装置を提供する。【解決手段】 中央の溶着位置Cの同心円上に通気孔4bを設けた下側アルミ箔4を金属ケース1の底面に溶着しておき、下側アルミ箔4と周囲で絶縁リング5を挟んで積層した上側アルミ箔3を溶着位置Cで溶着して封止体20とする。上側アルミ箔3の上面に端子キャップ2の周縁と挟んでリング状のPTC素子6を配設する。過大電流が流れてPTC素子6の抵抗値が増大すると、通電電流が減少して電池の損傷を防止する。ガスが発生すると、下側アルミ箔4の通気孔4bを通して上側アルミ箔3をガスが直接押圧し、その通気孔4bに剪断力が作用して下側アルミ箔4が破断する。両アルミ箔3、4が離間して、通電経路の電流が遮断され、電池の温度上昇を阻止する。内圧がさらに上がると、PTC素子6の内周縁に上側アルミ箔3が押しつけられて破断し、ガスが外部に抜ける。
請求項(抜粋):
通気孔を有する導電性のケース内に、そのケースとそれに被せる端子キャップとの電気的導通を図って封止体が収納された二次電池の安全装置であって、上記封止体は、周縁に絶縁体を挟んで上下に積層された第1と第2の金属箔を有し、両金属箔は前記絶縁体を挟んでいる部分の内側で部分的に電気的・機械的に接合されており、下側に位置する第1の金属箔には、その接合部を取り巻く閉曲線に沿って強度の弱い部分が設けられており、上側に位置する第2の金属箔が変形した際に、前記第1の金属箔が前記強度の弱い部分で破断して第2の金属箔との電気的接続が絶たれるようにしたことを特徴とする二次電池の安全装置。
IPC (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/22
FI (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/22 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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