特許
J-GLOBAL ID:200903043190780887

港湾における船舶運航限界の予測システム及び予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中倉 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-236745
公開番号(公開出願番号):特開2003-203300
出願日: 2002年08月15日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 船舶の係留に影響のある長周期波の発生を、1〜3日後まで予測できる波浪予測方法を提供する。【解決手段】 台風について、その位置、中心気圧、暴風半径等々のパラメータの情報を得る工程と、該情報からカルマンフィルターにより時間T1後の上記パラメータを予測する工程と、予測されたパラメータを用いて台風内の有義波高と有義周期とを算出する工程と、台風内の波浪が推算点に到達する時間を計算する工程と、推算点における波浪データを取得する工程と、台風内の波浪が推算点に到達した時点における推算点の有義波高と有義周期とを算出して予測する工程と、を有する。従来の気象予報モデルに比べて、相当少ないデータ入力によって推算点における1〜3日後の有義波高や有義周期を予測し、港湾内に影響のある長周期波の発生を予測できる。
請求項(抜粋):
港外の波浪を予測する推算点に設置された海象観測装置と、該海象観測装置から離間して設けられた基地局とからなり、該基地局が、台風のパラメータについてのデータ及び上記海象観測装置からの波浪データを受信するデータ受信手段と、台風のパラメータから1ステップ後の上記パラメータを予測する予測演算手段と、台風のパラメータから台風内の有義波データを算出する台風内有義波演算手段と、台風内の波浪が上記推算点に到達する時間を計算する到達時間演算手段と、台風内の有義波データと上記海象観測装置の波浪データとから台風内の有義波が推算点に到達したときの推算点における有義波データを予測する推算点有義波演算手段と、予測された有義波データを予め決められた閾値と比較して港内係留船の安全性を予測する限界判定手段と、を有することを特徴とする港湾における船舶運航限界の予測システム。
IPC (4件):
G08G 3/00 ,  G01W 1/10 ,  G06F 17/60 112 ,  G06F 19/00 100
FI (4件):
G08G 3/00 A ,  G01W 1/10 R ,  G06F 17/60 112 Z ,  G06F 19/00 100
Fターム (7件):
5H180AA25 ,  5H180BB04 ,  5H180BB05 ,  5H180CC12 ,  5H180EE02 ,  5H180EE08 ,  5H180EE12
引用特許:
出願人引用 (5件)
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