特許
J-GLOBAL ID:200903043232452354

車両用自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-001742
公開番号(公開出願番号):特開2009-162339
出願日: 2008年01月09日
公開日(公表日): 2009年07月23日
要約:
【課題】 ラビニヨ式の変速用プラネタリギヤユニットを廃止し、かつ各変速段の確立時に締結する摩擦係合要素の数を増加させることで、レシオの設定自由度の向上およびフリクションの低減を図る。【解決手段】 前進8段、後進2段の自動変速機Tは、減速用プラネタリギヤユニットPUrと、第1プラネタリギヤユニットPU1および第2プラネタリギヤユニットPU2の組み合わせで構成されて4個の差動回転要素を備える変速用プラネタリギヤユニットPUsと、湿式多板型あるいはバンドブレーキ型の6個の摩擦係合要素Ca,Cb,C1,C2,C2,B1を備える。前記6個の摩擦係合要素のうちの3個を選択的に締結して前進8段および後進2段の変速段を確立する。ラビニヨ式のプラネタリギヤユニットを用いていないためにレシオの設定自由度が高く、しかも3個の摩擦係合要素が締結するのでオイルのフリクションによる損失を低減することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
3個の差動回転要素を備える減速用プラネタリギヤユニット(PUr)と、 第1プラネタリギヤユニット(PU1)および第2プラネタリギヤユニット(PU2)の組み合わせで構成されて4個の差動回転要素を備える変速用プラネタリギヤユニット(PUs)と、 湿式多板型のクラッチあるいはブレーキよりなる少なくとも6個の摩擦係合要素(Ca,Cb,C1,C2,C3,B1)と、 を入力軸(IS)の軸線まわりに配置した車両用自動変速機であって、 前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第1差動回転要素(Sm)と前記第2プラネタリギヤユニット(PU2)の第3差動回転要素(Rr)とを連結し、 前記第2プラネタリギヤユニット(PU2)の第1差動回転要素(Sr)と、前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第3差動回転要素(Rm)および第2差動回転要素(Cm)との間にそれぞれ第1、第2クラッチ(Ca,Cb)を配置し、 前記入力軸(IS)を前記減速用プラネタリギヤユニット(PUr)の入力要素に接続するとともに、前記出力軸(OS)を前記第2プラネタリギヤユニット(PU2)の第2差動回転要素(Cr)に接続し、 前記減速用プラネタリギヤユニット(PUr)の出力要素と、前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第1差動回転要素(Sm)および前記第2プラネタリギヤユニット(PU2)の第3差動回転要素(Rr)とを一体化したものとの間に第3クラッチ(C1)を配置し、前記入力軸(IS)と前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第3差動回転要素(Rm)との間に第4クラッチ(C2)を配置し、かつ前記減速用プラネタリギヤユニット(PUr)の出力要素と前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第2差動回転要素(Cm)との間に第5クラッチ(C3)を配置し、 前記第1プラネタリギヤユニット(PU1)の第3差動回転要素(Rm)とハウジング(H)との間に第1ブレーキ(B1)を配置したことを特徴とする車両用自動変速機。
IPC (2件):
F16H 3/66 ,  F16H 3/62
FI (2件):
F16H3/66 B ,  F16H3/62 Z
Fターム (17件):
3J028EA07 ,  3J028EA09 ,  3J028EA21 ,  3J028EA27 ,  3J028EB09 ,  3J028EB14 ,  3J028EB31 ,  3J028EB33 ,  3J028EB37 ,  3J028EB62 ,  3J028EB66 ,  3J028FA06 ,  3J028FC12 ,  3J028FC13 ,  3J028FC16 ,  3J028FC25 ,  3J028GA02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3736481号公報
  • 自動変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-206253   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社

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