特許
J-GLOBAL ID:200903043241452898
車載プログラムの書き換え制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
木村 高久
, 小幡 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-001214
公開番号(公開出願番号):特開2004-210183
出願日: 2003年01月07日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】車体内のバッテリから車載コントローラを正常に動作させる電圧が供給されないような状況になったとしても、その後確実に書き換えを完了できるようにする。【解決手段】リセット状態になった時点でフラッシュメモリ22の先頭記憶領域22aに記憶されているリセット時判断プログラム61aが起動する。このためCPU21は当該リセット時判断プログラム61aにしたがい、書き換え実行中フラグ23aがクリア状態になっている場合には、書き換え処理(A)が完了したと判断して、フラッシュメモリ22の車載プログラム記憶領域22bに転写された新しい車載プログラム60にしたがい処理を実行する。しかしリセット状態になった時点で、書き換え実行中フラグ23aが設定されている場合には、書き換え処理が完了していないと判断して、書き換え制御プログラム61bを再度実行する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
CPU(21)と、
書き込みおよび読み出しが可能な第1の記憶媒体(22)と、
書き込みおよび読み出しが可能な第2の記憶媒体(23)とが、
車載コントローラ(20)に備えられている車載プログラムの書き換え制御装置であって、
第1の記憶媒体(22)には、
車載プログラム記憶領域(22b)に、車載プログラム(60)が記憶され、その他の領域に、車載プログラムを書き換える書き換え制御プログラム(61b)と、
リセット(再始動)時判断プログラム(61a)が記憶され、
第2の記憶媒体(23)には、
新しい車載プログラム(60)を一時記憶する、新車載プログラム一時記憶領域(23a)と、
車載プログラムを書き換えて実行中であることを示す書き換え実行中フラグ(23c)を記憶させる実行中フラグ記憶領域が設けられており、
書き換え制御プログラム(61b)は、
外部から新しい車載プログラム(60)に書き換える指令を受けたとき、
新しい車載プログラム(60)を、新車載プログラム一時記憶領域(23a)へ一時記憶させ、
書き換え実行中フラグ(23c)を、実行中フラグ記憶領域へ記憶させる第1の機能と、
新車載プログラム一時記憶領域(23a)に記憶されている新車載プログラムを、第1の記憶媒体(22)に記憶されている車載プログラム上に転写する(書き換える)第2の機能と、
書き換え終了時、
書き換え実行中フラグ(23c)を、実行中フラグ記憶領域から消去する第3の機能と、
リセット(再始動)後、
リセット(再始動)時判断プログラム61aを起動する第4の機能をもち、
リセット(再始動)時判断プログラム61aは、
実行中フラグ記憶領域に、書き換え実行中フラグ(23c)があるか否かの判断をする第5の機能と、
書き換え実行中フラグ(23c)がない場合には、書き換え処理が完了したと判断して、第1の記憶媒体(22)の車載プログラム記憶領域(22b)に記憶されている車載プログラム(60)を実行させる第6の機能と、
書き換え実行中フラグ(23c)がある場合には、書き換え処理が完了していないと判断して、書き換え制御プログラム(61b)を実行させる第7の機能をもつこと
を特徴とする車載プログラムの書き換え制御装置。
IPC (3件):
B60R16/02
, G06F11/00
, G06F11/14
FI (3件):
B60R16/02 660U
, G06F11/14 310L
, G06F9/06 630A
Fターム (8件):
5B027AA05
, 5B027BB05
, 5B027BB06
, 5B027CC03
, 5B076AB10
, 5B076BB06
, 5B076EA05
, 5B076EB02
引用特許: